本件投稿に対して、「じゃあなんでお前は、氷河期当時に『新卒を雇わない』と判断した事業主や、当時の与党だった自民党を批判しないんだ!?」との意見が一定数寄せられてるんですが、元投稿と引用元の投稿をよくお読みくださいね。
元投稿も引用元投稿も、論点は「氷河期世代を生んだ悪者は誰か?」ではなく、「氷河期世代はなぜ左派を支持しないのか?」について述べたものです。
そもそも、当時の自民党政権や新卒採用を絞り込んだ企業は、就職氷河期を生んだ元凶のひとつとして普通に批判されてますし、私も批判してますよ(
x.com/nittaryo/status/194040…)。
ただし「批判された」ことと「支持される」ことは別問題です。自民党がベストな選択肢だったかどうかは様々な意見があるでしょうが、一貫して「経済成長重視」「企業寄り」のスタンスでした。一方で左派は「労働者保護」「弱者救済」を掲げてました。
すなわち氷河期世代にとって、自民党は最初から「そういうもの」と考えてさほど期待せず、左派は「助けると言ってた側」であるが故に一定の期待値があったわけですね。
しかし、元投稿のような結果になってしまった。人は「期待してない相手」に裏切られたところでさほどダメージは受けませんが、「期待してた相手」に裏切られると、失望の記憶は長く残るものです。だからこそ、助けるはずだった側の左派は見限られたんだ、という話です。