【ククレブ・アドバイザーズ(276A)】
先日上場承認が下りたこちらの会社も、ニッチだけどめちゃくちゃ面白いビジネスを展開していますね。こちらのポストで簡単にまとめていきます。
・社員数12人で直近3四半期間での純利益約4.3億円という非常に高収益な体制を実現している
・事業内容は、CRE(民間企業が保有・賃貸・賃借しているあらゆる不動産)ソリューション事業と、不動産テック事業
・不動産テック事業で展開する「CCReB AI(ククレブエーアイ)」は、有価証券報告書や中期経営計画等の開示資料をAIエンジンが解析して、不動産に関連するキーワード等の定性情報や財務情報をもとに、各企業の不動産に関する売買や流動化、出店、工場新設等のニーズをキャッチしてスコアリングできる機能を持っているとのこと
・これを、不動産会社、資産運用会社、金融機関、建設会社、不動産調査会社等の事業者に営業支援ツールとして展開
・更に、このCCReB AI等のツールに基づいて、チャットを通じて様々な分析や提案ポイントを示唆してくれている「CCChat(ククチャット)」というチャットボットも提供しているが、このCCChatにより、顧客企業がCREに関してどのようなニーズや課題を抱えているのかを詳細に掘り起こすことが可能となっている
・これらの情報を元にククレブ・アドバイザーズは、アドバイザリーやファンド組成、プロジェクトマネジメント等のソリューションビジネスにつなげている
・加えて、工場や物流倉庫等といった、他社があまり取り扱わない事業用不動産に強みを持つマッチングプラットフォーム「CCReB CREMa(ククレブクレマ)」を展開
・上記のCCReB AIやCCReB CREMa等のサービスを通じて同社は、市場における事業用不動産の売却・賃貸に関するニーズを幅広く把握することができるようになっており、(恐らく)この優位性を活かして自社のバランスシートを活用して不動産を取得し、販売する事業も展開している
・直近でBSの「販売用不動産(上図では「『その他流動負債』として表示)」が大きく増加していることはこれが背景だと考えられ、また、有報で開示されている大口売上も、この不動産の売却によるものだと考えられる
・自社でつくったプロダクトを各社にサービスとして展開し、そこで顧客の課題やニーズを吸い上げて、よりトランザクション規模が大きいビジネスにつなげていっている点は非常に興味深い
・今後も、このトランザクション規模が大きい「変動収入」で大きく成長することを目指す戦略とのこと