「左翼」が力を失っている。というか、見放されている。
大半の市民・大衆のみならず、これまで「左翼」にシンパシーを抱いていた人たちにも失望され見放された。
なぜそうなったのか。その要因を[沖縄・辺野古]の一件を取っ掛かりにして語り合う。
ノンフィクションライターの藤井誠二は〈沖縄・東京〉の2拠点生活を始めてもう20年。「辺野古」についての独自取材を進めているが、組織を批判し論ずることに終始するのではなく、市井の人々との交流を踏まえて多角的に考察、発言する。
ジャーナリストの今井一は、今回批判を浴びている「ヘリ基地反対協」の前身「名護市民投票推進協」の結成(1997年6月)に深く関り、その頃から地元の活動家らと繋がっている。今回の一件での彼らの言動を批判しつつ、米軍基地を沖縄の人々に押し付けて「他人事」を通し続けている沖縄県外の主権者・国民の罪も問う。