クリエイターが「営業苦手です」「営業やりたくないです」と営業を避けてしまうケースは少なくないです。
そういう声を聞いても私は、営業活動に取り組む事をおすすめしています。営業を学ぶ重要性を伝える理由のひとつは、営業が単なる「仕事を取るための活動」ではないからです。
もちろん売上を作るという側面もありますが、営業を通じて得られる学びはそれ以上に大きいものです。お客様への価値提供は、お客様を深く理解することから始まるからです。
どの業界でも、業績向上に貢献できる人には仕事が集まります。デザインでも、写真でも、執筆でも同じです。
そのためには、
・どのような事業を営んでいるのか
・どのような課題を抱えているのか
・どのような仕組みで利益を生み出しているのか
・重要な指標は何か
・どの部署が何を担っているのか
・意思決定者は誰か
・予算はどのように決まるのか
・いつまでに何を達成しようとしているのか
といった背景を理解する必要があります。これらを知らずに、本当の意味での価値提供はできません。そして、この解像度を最も高める活動が営業だと考えています。
営業とは商品を売ることだけではなく、お客様の事業に興味を持ち、理解を深める行為です。顧客理解が浅ければ、課題も見えません。課題が見えなければ、貢献のしようもありません。
営業が苦手だという人もいます。しかし、営業から逃げるということは、お客様を理解する機会から逃げることでもあります。
お客様を深く理解したいと思うなら、営業は避けて通れないプロセスです。ですので私は、営業に向き合うところまで支援しています。
営業を学ぶことは、仕事を取るためではなく、人や事業を理解し、より大きな価値を生み出せる人になるための訓練だからです。