>ドイツがポーランド侵攻したんで、戦争を利用して一儲けできるかなと思うんでビジネスマンになります!
ドイツの開戦理由は「ポーランド兵に国境のラジオ局を襲撃された(グライヴィッツ事件)」で、当然ながら自作自演なんだけど、偽装のためにポーランドの軍服を調達したのがこの人
チェコのとあるドイツ系男性
「ふぅ……軍の勤務を終えたし!電気会社に就職だ!」
電気会社「ごめん、倒産するわ」
男性「は?」
1931年倒産
男性「とほほ……親父から金を貰おうとしたけど、なんか親父の工場も倒産してたらしいし、どうしよう……」
嫁「あなた、私の父から援助してもらうから頑張りましょ?」
男性「う……うん……」
1935年
友人「よお!お前確かドイツ系だよな?なんかズデーテン・ドイツ郷土戦線っていうドイツ民族主義的な政党出来たから入党しない?」
男性「えー……」
そこの偉い人
「やぁ、ドイツ国防軍の諜報部に興味ない?その諜報員で活動したら給料は出すよ?」
男性「まじっすか!やりまぁす!」
チェコ「君、チェコの鉄道内部の秘密情報をドイツに漏らしたよね?大叛逆罪で死刑ね?」
男性「」
1938年
ドイツ「ひゃーはーっ!鉤十字がズデーテン併合しにきたぜぇ!」
チェコ「ひぃっ!」
ドイツ「お前ドイツの諜報員だったよな!?死刑無くしてやんよ!」
男性「うわめっちゃ助かりましたぜ!!国家社会主義ドイツ労働者党に志願していいっすか!?」
ドイツ「ええんやで!」
男性「てなわけで諜報員の職務やめまぁす!」
偉い人「まぁいいけど、これからどうすんの?」
男性「ドイツがポーランド侵攻したんで、戦争を利用して一儲けできるかなと思うんでビジネスマンになります!調べたらポーランドのクラクフにユダヤ人の所有になっていた、ボロボロのホーロー容器工場が安かったんで買い取ってビジネスしまぁす!」
偉い人「そうか!頑張りたまえよ!」
男性「あー……出来れば軍の厨房用品作りますんで、受注してもらってもいいっすかぁ?」
偉い「んっ!話しだけでも言うとくわ!」
男性「あざまぁす!!」
彼の名はオスカー・シンドラー
後に工場を利用して1200人のユダヤ人を虐殺から救ったのはまた少しあとのお話
右がオスカー・シンドラーさんで左は後に一緒にユダヤ人を助けたユダヤ系ポーランド人会計士イツァーク・シュテルンさん