興味深い論考。
個人的には「Ethereumの成長はETHに帰属するのか?」の前に、「ETH価格が上がり続けなければEthereumは失敗なのか?」という論点もあると思っています。
その上で、記事で指摘されている「ネットワーク成長とトークン価値の相関」よりも、「どれだけ価値がトークン保有者に帰属するのか」という視点は非常に重要だと感じました。
また、個人的な考察では現在のETHはガス資産というより担保資産としての性格が強くなっているように感じます。
EthereumはLSTやLRTを含め巨大な担保市場を形成していますが、担保需要は価値の保存には寄与しても、経済価値の拡大には必ずしも直結しない可能性があります。
むしろ経済価値を大きくしやすいのは取引や決済などのオーダーフローではないでしょうか。市場参加者が利益を生み、その利益を得た誰かがエコシステム内の資産へ再投資する循環が作られると、結果として基軸資産への価値帰属を強める可能性があると思います。前回バブルのSolanaや現在のHyperliquidの成長はまさにその構造なのではないでしょうか。
価値捕捉の有無ではなく、どの経路で、どれだけ強く価値が帰属するのかという論点はEthereumおよびETHに限らずすべての暗号資産で重要な視点だと思いました。