10名を超えるフォロワーさんから「山沢拓也選手が代表に選ばれない理由」を尋ねられました。実際、私が知りたいところですが、折角いただいたご質問ですので「あくまで無理やり捻り出した回答です」とお断りの上で返答しました。一応、シェアします。
1. 「ゲームを支配する冷徹さ」よりも「個のひらめき」が勝ってしまう
山沢の魅力は、誰も予想できないステップやスペースへの創造的なキックなど、観客を魅了する「ファンタジスタ」としての才能です。しかし、これは裏を返せば「チームの規律やシステムを壊しかねないギャンブル性」と表裏一体です。エディーさんがSOに求めるのは、80分間を通して試合のテンポを厳格にコントロールし、プラン通りに冷徹にゲームを組み立てる役割です。リーグワンというドメスティックな環境では通用しても、一瞬のミスが失点に直結するテストマッチの舞台において、彼の「ひらめき依存」のプレースタイルは、指揮官から見れば「計算が立たないリスク」と評価されてしまうのかもしれません。
2. 世界最高峰のプレッシャー下における「対応力の引き出し」の少なさ
山沢自身も過去に「色んなシチュエーションに対する引き出しを持っておかないと、テストマッチという大きな舞台ではまだまだやっていけない」と吐露しています。リーグワンでどれだけ高いスタッツを残そうとも、強豪国の猛烈なプレッシャーを受けた際、プレースタイルの「波の幅」が大きくなってしまう点が克服されていないと評価されているかもしれません。相手の防御が厳しく、時間もスペースもない極限状態に追い込まれた時、周囲の選手を活かすための「泥臭く、手堅い選択肢」を遂行し続けられるかという点で、エディーさんの信頼を勝ち取りきれていないのかもしれません。
3. 次世代育成(2027W杯)というタイムラインにおける年齢的な序列
現在の日本代表は、2027年に向けた「若手の超高速育成」を最優先課題としています。30代を迎えた山沢は、選手として完全に成熟している一方で、伸び代や将来性という観点ではシビアな目で見られるかもしれません。日本代表としても「荒削りでも若く、エディーの哲学を最初から叩き込める若手司令塔」に国際舞台の経験値を投資する方が、中長期的なリターンが大きいと判断されたのかもしれません。
----------
返答の最後には以下の文章をつけました。
----------
世界的名将ロビー・ディーンズさんのかつてのインタビューです。
ロビーさんから引き継いだ選手は誰ですか?と問われた時、
「アンドリュー・マーティンズ、ダン・カーター、ベン・ブレアー、山沢拓也。」
※アンドリュー・マーティンズ、ベン・ブレアーがいかに優秀な選手だったかは、ご自身でお調べください。