日本の出入国統計で不自然に激増するバヌアツ国籍。この「国籍販売」を利用しているのは、一部の外国人だけではありません。日本人犯罪者にとっても、究極の逃亡ツールになっています。
高級時計を無断売却した疑いで手配された「トケマッチ」元代表の福原敬済容疑者は、逃亡先のドバイでUAE当局に拘束されましたが、その際「バヌアツのパスポート」を所持していました。
日本とUAEの間には犯罪人引渡条約がありません。外務省から旅券返納命令が出され、強制的に日本のパスポートが失効して本来であれば不法滞在となる状況であっても、金で買った第三国のパスポートがあれば、現地での不法滞在扱いを免れ、合法的に逃亡を続けられる可能性があるということです。
被害者から奪った資産が国籍購入の原資となり、犯罪者を守る防具となる。そのような実態が明らかになっています。
【誰も報じない闇】中国人が「バヌアツ国籍」を買い、日本のビザを爆買いする手口
日本の出入国統計に、極めて不自然なデータがあります。バヌアツ国籍での日本入国者数が、2014年のわずか76人から、昨年(2025年)には年間977人へと、この10年で約13倍に激増しているのです。
その背景にあるとみられるのが、カンボジアなどを拠点とする移住代行業者による国籍販売ビジネスです。添付した画像は業者が実際にSNS等で発信している広告の一部ですが、そこには信じがたい文言が並んでいます。
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つまり、お金さえ払えばわずか1ヶ月半で国籍を手に入れられ、さらに「おまけ」のように日本の長期ビザ取得までセットで提供されているのが現実です。
本来の国籍を隠し、こうして購入した第三国のパスポートを使って次々と日本へ入国してくる人々。彼らは一体誰で、何のために日本へ来ているのでしょうか?
アメリカがオンライン詐欺などに関係したとして、経済制裁対象として発表した複数の中国生まれの人物も、バヌアツのパスポートを所持していることが確認されています。