日経メディカル公式Xです。日経メディカルの新着記事情報や関連する話題を編集部員がつぶやきます。Nikkei Medical official X operated by editorial.
京都大学の森雄一郞氏らは、企業の定期健康診断のデータと保険請求データを利用して、新たに心房細動(AF)と診断された35~59歳の日本人のその後の腎機能の変化を、AFを発症していない対照群と比較するコホート研究を行ったところ、AF診断後には腎機能の低下が大きく、推算糸球体濾過量(eGFR)が30%…
日本呼吸器学会(JRS)の成人肺炎診療ガイドラインの基本理念の一つに、抗菌薬の「薬剤耐性対策」という考えがあります。新規抗菌薬の開発が停滞している現状において、原因微生物を特定し狭域抗菌薬を選択することが推奨されますが、実臨床では検査を経ずに経験的治療が行われることが多く、市中肺炎…
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くポストされた論文を紹介する。6月1~7日に最もポスト数が多かったのは、JournalofClinicalOncology誌の論文「IntismeranAutogenePlusPembrolizumabVersusPembrolizumabAloneinH…
21の有人離島を抱え、県全体の約6割の面積が医療的へき地となる山口県で、オンライン診療を活用して医療提供、診療支援を行い、へき地・離島での医療提供を支援しているのが、山口県立総合医療センターだ。同センターのへき地医療支援センターでセンター長を務めつつ、山口県のへき地医療支援機構専任…
近年、遺伝子治療薬や再生医療製品など、新たな技術を用いた新薬が登場し、これまで治療薬がなかった疾患や難病への治療選択肢が増える一方、薬剤の高額化も進んでいる。1回あるいは1年間の使用などで数百万~数千万円以上の費用が掛かるような、いわゆる「高額な薬剤」の保険適用を、現場はどのように…
埼玉県立小児医療センターで抗がん薬の髄腔内注射を受けた白血病患者3人が死亡または重度後遺症に至った問題で、同センターは2026年6月12日に会見を開き、医療法で規定されている「医療事故調査制度」に基づく院内医療事故調査委員会がまとめた報告書の概要を報告した。今回の事故における具体的な混入…
日経メディカルが2026年5月20日に発行した特別編集版(紙の雑誌)特集「議論が分かれるあの話題、あなたはどう考える?」からのダイジェストをお届けします。本特集では、明確な答えがない様々なテーマについて、会員医師向けのアンケートから賛成・反対意見をピックアップしました。今回のテーマは、…
日経メディカルが2026年5月20日に発行した特別編集版(紙の雑誌)特集「議論が分かれるあの話題、あなたはどう考える?」からのダイジェストをお届けします。本特集では、明確な答えがない様々なテーマについて、会員医師向けのアンケートから賛成・反対意見をピックアップ。今回のテーマは、「積極的…
新しい薬を使い始めた患者さんに対して、副作用の有無を尋ねる場面はよくあります。しかし“Didyouhaveanysideeffects?”と聞くと、患者さんによっては答え方を迷ったり、何か具体的な副作用を挙げなければいけないという思い込みを与えかねません。では、副作用の有無を尋ねる場合、英語圏ではどのよ
今はさすがに少なくなってきたが、自分の生活のこと、はては自分の身体のことまで配偶者任せにしている男性というのは令和の現代にも存在する。そんな男・イモリさんは診察室にも妻同伴で入ってくる。「体調どうですか」「食事はとれていますか」などの質問にも妻が答え、イモリさん本人はただ座ってい…
病棟に勤務する新人看護師です。職場での日々の申し送りには少しずつ慣れてきましたが、先日初めて患者さんが転棟した際にうまく申し送りができず、転棟先のスタッフから「情報を整理して伝えるようにね」と指導を受けました。これから先また転棟の対応があると思うと不安です。転棟の際の申し送りで伝
病理学的に肝線維化を認める代謝関連脂肪性肝疾患(MASLD)の患者では、肝線維化が進むほど骨粗鬆症リスクが高まる可能性が示された。佐賀大学医学部整形外科学教室の戸田雄氏らが、第99回日本整形外科学会学術総会(会期:2026年5月21~24日、開催地:兵庫県神戸市中央区)で報告した。MASLDは代謝異
持続性心房細動に対する第一選択の治療法として、パルスフィールドアブレーション(PFA)と抗不整脈薬治療を比較したところ、上室性不整脈の再発リスクはPFAの方が有意に低いことが示された。2026年4月の米国不整脈学会(HRS2026)で口頭発表され、TheNewEnglandJournalofMedicine誌に論文が掲載された
多発性骨髄腫(MM)は、B細胞から分化した形質細胞ががん化した疾患であり、全造血器腫瘍の約10%を占めています1)。2000年代以降、免疫調節薬やプロテアソーム阻害薬、抗CD38抗体医薬の台頭により、MMの治療成績は劇的に向上しました2)。2022年頃からは、キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法や二重特異
勃起不全(ED)治療薬のスイッチOTC、シアリス(成分名タダラフィル)の発売が発表されました。緊急避妊薬の販売体制にもいろいろと感じるところがありましたが、シアリスの販売方法の詳細を聞いて、これまた拭い切れないモヤモヤを抱えています。今回はそのことを話題にしたいと思います。そのモヤモ…
2026年5月にNPhAの会長に新しく就任した藤井江美氏(アイセイ薬局代表取締役社長)が6月11日、NPhAの定例記者会見に初めて出席した。調剤報酬の解説資料を配布するなどの会員支援策の開始などに触れ、藤井氏は、「現場の実態と制度の間にはギャップがあると感じている。それを埋めることが大きな課題だ…
本連載では、2026年度第2期の実習日に合わせて、指導薬剤師が押さえておきたい「指導のポイント」を毎週月曜日に公開。さらに、その週に学んだ内容を学生がどれくらい理解しているかチェックできる「理解度チェック問題」を1問、薬剤師国家試験の過去問より出題します。解答・解説は、メディックメディ…
日経メディカルが2026年5月20日に発行した特別編集版(紙の雑誌)特集「議論が分かれるあの話題、あなたはどう考える?」からのダイジェストをお届けします。本特集では、明確な答えがない様々なテーマについて、会員医師向けのアンケートから賛成・反対意見をピックアップ。議論を活性化するため、有…
ロキソプロフェン服用時の胃粘膜障害や消化器症状の予防を意図してレバミピドを併用する、通称「ロキレバ」は、日常診療で広く見られる処方だ。しかし、現時点でNSAIDs潰瘍の一次予防に適応がある薬はなく、保険診療上、投与期間に制限のあるPPIが再発抑制の適応を有するのみ。H2受容体拮抗薬(H2ブロ…