【ストロボライティング解説vol10】
1灯ライティングで神秘的に撮りたーーーい!!
・真っ白の神秘的な写真を撮りたい!
・なんか儚い感じが撮りたいー!!
と思ったことありませんか!?
僕は何度もあります。
神秘的な写真、いいですよね!
でも初心者の頃、1枚目みたいなのを撮ろうとして失敗してました汗
始めたばかりは撮りたくて仕方がなかった、
1枚目のような白を基調にした写真の撮り方お伝えします!
(解説長くなってしまったので保存しとくと便利かもです。)
ライティング始めたての僕は
「全体的に白いってことは、でかいアクセサリーで柔らかい光当てればOKっしょ!」
と思い、
100cmくらいの白アンブレラを買って、45度くらいから当てて撮ってみましたが、
・・・見事に失敗!!
なんかイメージと結構違う!!
実はちょっと大きいアクセサリーを使うだけじゃできないんですよね汗
具体的に僕が過去にやってしまった失敗は
・白い衣装が簡単に白飛びさせてしまう
アクセサリーによりますが、光の芯がわかりすぎたり、白い衣装をすぐ飛ばしてしまったりしていました。
大きなアクセサリーとはいえ、想像より均一な光になってなかったりするんですね汗
・なんか暗いところができて明るさがうまくいかない!
そこそこ大きいとはいえ、背景の四隅まで光が回りきらないことが多いです。
「全体真っ白な印象のための背景」をどうするかを考える必要があります。変なムラがあると悪目立ちする・・・汗
柔らかい光にはなりますが、
「イメージしているほど十分に柔らかくなるのか?」
というと神秘系真っ白には、
大きなアクセサリーひとつでは足りないことが多いです。
(でかいスタジオにあるとんでもなくでかいアクセサリーなら別かも・・・)
シンプルに見えて難しいんですね!
ということでお手軽な撮り方解説です!
1.メインライトを作る
アンブレラかソフトボックスに加えて、
1枚紗幕のような透過する幕を用意して、「反逆光」で当てます。主題と同じくらいかかなり大きめなものを用意してください。(僕はnissinさんの棒レフの紗幕をつけていますが、トレペとかでもOK)
反逆光なので、シャドウがしっかり存在して立体感は維持できます。
2.メインライトの向き
2枚目をみてください。
ライトの向きは、光源から背景に直接当たらないように、カメラ側を向けます。(結構大事)
これにより背景の明るさを数段落とせます。
白い被写体と、グレーの背景で少し分離する狙いです。
もし被写体にガッツリ向けてしまうと、3枚目のように背景に直接光が漏れたり、光の芯が強目に残ったりコントラストが強めについてしまいます。
この辺は背景との距離を調整しましょう!
3.ライトの逆側にカポックでシャドウ部分を明るくします。(サイズが大きいならレフ板でも可)
反逆光によってできたシャドウの明るさをここでコントロールします。2枚目をみてわかる通り、かなーーーり近くで反射させてガッツリシャドウを明るくしています。
全体的に白飛びに注意しながら撮るといいです。
僕は念の為少しアンダーで撮る意識でやっています。
4.現像
コントラストをかなり下げ、白飛びしない程度にギリギリ露出を上げます。
なるべく白レベルやハイライトは触りません。
やや肌の色の彩度を抜いて少しだけ明度を上げたりする時もあります。(色を抜き過ぎると、血色の悪いグレーになるので注意)
初めてこれ系の撮影をやる時はテザーしたりして、その場で現像してうまくいくか確認するといいです。
5.肌レタッチ
Photoshopで肌レタッチやごみ取り、髪の毛の修正など。evotoでもいいです。
以上で完成です!
あと関連した参考写真なのですが、
4枚目は天井バウンス3灯です。
直接当てない光で囲んでも、低コントラストに撮れて、神秘っぽさが出せます。
参考になれば幸いです!
楽しいストロボライフを!!!
機材
Hasselblad x2d 2.5/90v
nissin 棒レフ(紗幕) スーパーライトスタンド