青——それは、どこまでも続く空や大海原、あるいは日々をともに過ごすデニムの色。明治時代初期、イギリスの科学者が、藍色の海や衣服に包まれた日本の風景を「Japan Blue」と称したというように、青は古くから日本人の暮らしに寄り添い続けてきた。その美しい青を受け継ぐという想いとともに、岡山・児島で生まれたのが Japan Blue Jeans (ジャパンブルージーンズ) だ。藍四十八色ともうたわれる、青の繊細な変化を丁寧に掬い取るように、緻密な設計によって織りなされるそのデニム(ジーンズ)は、伝統と現代の感性を映し出す。
そんな意志のある青を纏ったのは、俳優の寛一郎。変わり続けることを恐れず、自分だけの表現を育ててきた。今年で30歳を迎え、新たなステージへ向かう彼とともに、デニムの可能性も更新されていく (第3回/全4回)。