「ビジネス IT(ビジネスプラスアイティ)」の公式アカウントです。ビジネスやITに関する最新記事を投稿しています。 #sbbit サブメディア→金融×テクノロジー「FinTech Journal」@fintech_journal 未来の製造業を新定義「Seizo Trend」@SeizoTrend
「AIを導入したものの、小粒な成果しか出ない」と悩む企業は多い。実は、単なる効率化で終わる企業と、ビジネスの「抜本変革」を実現する企業の間には、明確な違いが存在する。その鍵を握るのが、成熟企業の9割がすでに配置している「AIリーダー」の存在だ。AI時代の勝敗を分けるこの新たな役職は、社内でどのような役割と責任を負うべきなのか。ガートナーのアナリストであるエリック・ブレテヌー氏が、効率化止まり...
経済産業省、厚生労働省、文部科学省は2026年5月、ものづくり企業や技術の動向について毎年取りまとめている「2026年版ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書は、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告書であり、2001年に発刊されてから今回で26回目となります。250ページ超におよぶ「2026年版ものづくり白書」では「収益力・データ基盤・経済安全保障」の3点が...
「台湾はTSMCがあるから中国に攻められない」。そうしたシリコンシールド論が揺らいでいる。AIや軍事に不可欠な先端半導体は今も台湾に集中するが、TSMCは米国、日本、ドイツへ拠点を広げ始めた。台湾だけが持つ戦略的価値は弱まるのか、それとも短期には代替不能なのか。ここ数年で、“半導体の盾”をめぐる論調は大きく変化してきている。
会社全体で生成AIを活用できれば、絶大な成果が得られるはず。皆がそう考えるが、実際にこれを実現したのがMIXIである。なんと、生成AIの利用率が99%、月間削減時間は約1万7600時間、年間コスト削減額は10億円という驚異的な成果をたたき出したからだ。システム開発からデザイン、知財法務まで、あらゆる業務が生成AIによって根本から変わりつつある。しかも、その効果は単なる効率化にとどまらず、採用...
「背中を見て学べ」といったスパルタ指導や丸投げが当たり前だった昭和時代。時は流れ、令和の現代では、部下との対話で主体性を引き出す「コーチング」が主流となっている。しかし、良かれと思って取り入れた指導法が裏目に出て、「部下が育たない」「どう教えていいか分からない」と悩む管理職が後を絶たない。実は、業務経験のない新人にコーチングを行うのは、かえって「逆効果」になってしまうリスクがある。管理職が陥...
AIが脆弱性を見つける時代が来た。米アンソロピックのProject Glasswingでは、Claude Mythos Previewを使った初期パートナーが1万件超の高・重要度脆弱性を発見した。日立も参画し、社会インフラ向けソフトウェアの防御に活用する。製造業ではOT資産、SBOM、代替策、修正判断の速さが問われる。AIの発見力をどう検証し、止められない現場でどう実装するか。
AIがコードの8割を書く時代に、次に揺らぐのは銀行員の仕事なのか。Anthropic(アンソロピック)はClaudeが社内コードの大半を自律執筆し、開発量を8倍に押し上げたと報告した。さらにAIの自己改善、1万件超の脆弱性発見、開発停止の提言へ議論は広がる。国内ではSBIグループを皮切りにメガバンクも金融AIエージェント導入を急ぐ。融資審査や書類作成が数秒で変わる現場で、銀行員の仕事はどこま...
OpenAIがAIサービスの大幅値下げを検討しているとの報道で、生成AIの価格競争は一段と現実味を帯びた。Anthropicとの競争が強まる一方、企業の現場ではAPI利用料やエージェント実行費が膨らむ。値下げは本当にコスト削減につながるのか。モデル単価、手戻り、管理表まで含めて解説する。
地方銀行は、貸出と預金を積み上げるだけでは伸びない時代に入った。人口減少やAIの急進展、非金融事業者の金融参入──複合する環境変化の中で、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)はいま、事業と人材の配分そのものを変えようとしている。みんなの銀行、BaaS、AIファーストな組織、そして半導体エコシステム。FFG取締役社長・五島久氏に、地域金融の再設計と「貸すだけではない銀行」の未来像を聞いた。
春夏商戦に向け、各社から最新スマートフォンが続々と登場している。中でも異彩を放つのが、グーグルとNothingの動きだ。両社は「ミドルレンジモデル」でありながら大規模な発表会を開催し、日本限定デザインの展開や販売網の拡大など、かつてない熱量で日本市場に注力している。なぜ、海外の巨大テック企業たちはこぞって日本を狙うのか。その裏には、単なる売上規模の追求だけではない、世界が絶賛する“ある意外な...
金融機関にとって、外部サービスの活用は競争力の源泉です。同時に、委託先を経由したサイバー攻撃や情報漏えいは、金融機関自身の信頼を揺るがす重大リスクになっています。金融庁の調査報告書を基に、サードパーティーのサイバーセキュリティ管理(TPCRM)における課題と、欧米の金融機関が実践するリスク統制の具体策について徹底解説していきます。
デルとHPEの好決算を受け、AIサーバ市場への期待が一段と高まっている。受注残は積み上がり、データセンター投資も広がる。だがAIサーバは単価が高いほど、高額部材や検証工程が採算を左右する商品でもある。売上成長と利益はなぜ一致しないのか。米国勢の供給力、日本勢の導入・運用力まで見ながら考える。企業のAI活用が進むほど、この違いは重みを増す。
「頑張っているのに信頼されている気がしない」──そんな悩みを抱えるビジネスパーソンは少なくないだろう。上司や組織から「この人は信頼できる」と思われる人は、何が違うのか。元スターバックス コーヒー ジャパンCEOで、現在はリーダーシップコンサルティング代表取締役社長を務める岩田松雄氏は「従順であること」と「誠実であること」は違うと語る。岩田氏に、信頼し任せたいと思われる人の条件、上司を動かす報...
AIに任せて誰もがソフトウェア開発できる「バイブコーディング」という言葉が誕生して1年3カ月。非エンジニアにもこの波は確実に広がりつつある。ただ、AIを使いこなすエンジニアが「もはやコードは書かないし、1行も見ない」と話す一方で、プログラミング初心者は少し複雑な開発に挑むと必ず厚い壁に直面し挫折している現状もある。両者の違いを生んでいるのは一体何なのか。初心者が乗り越えるべき「3つの壁」と乗...
フィジカルAIがバズワードになる一方、「デジタル化を推進しているはずなのに、気づけば紙が増えていた…」そんな笑えない現実が、製造業の現場で相次いでいる。2026年6月に発表されたLINE WORKSの調査によれば、ペーパーレス化に取り組む企業は8割を超えるにもかかわらず、ほぼ全ての業務を完了できた企業はわずか1割未満だった。なぜこれほど多くの企業が失敗するのか。成功事例として愛知の町工場を取...
金融機関をはじめ、多くの企業が生成AIや「RAG(検索拡張生成)」の導入を進めている。しかし、高価な最新AIモデルを導入したにもかかわらず、「期待した精度が出ない」「古い情報ばかり参照してしまう」と頭を抱える企業は後を絶たない。 果たして、AI活用を失敗に導く“最大の罠”はどこにあるのか? 実は、その根本原因は「AIの性能」ではなく、企業内に眠る「人間向けのレガシーな文書」にあった。本稿では...
PowerPointのCopilotに対して、「自然言語でスライドが作れる」という大きな期待を持っていた方は多いのではないでしょうか。筆者もその1人でした。ところが実際に使ってみると、結局は自分の手で作る必要があるなど、どこか物足りなさを感じていたと思います。しかし、Copilotが自然言語の指示で直接編集してくれる時代が到来しました。大幅に進化したAIモデルの力を借りて、私たちがイメージし...
長らく日本の企業間決済を支えてきた紙の手形と小切手が、姿を消そうとしています。2027年3月末をもって、電子交換所における手形・小切手の交換が完全に廃止されます。ギリギリまで紙ベースの運用を続けると、受け取った手形が資金化できなくなるリスクも潜んでいます。本記事では手形廃止の背景と、民間企業が今すぐ取り組むべき3つの移行ステップ、そして銀行ビジネスへの実際の影響について解説していきます。
日本のキャッシュレス決済は進んだ。しかし、その恩恵は主にB2C領域にとどまっている。約1,160兆円規模とされるB2B決済では、依然として銀行振込を中心としたアナログな構造が残る。インフキュリオンはこの領域に対し、エンベデッドファイナンス(組込型金融)とBaaSを軸に、決済と金融を商取引の中に組み込む新たなアプローチを進めている。だが、この変化の本質は単なる決済の効率化ではない。商流と金融が...