「どんなお酒を自分で作ったのか」
福岡・LIBROMの醸造責任者、穴見さんとの出会いからはじまった、クラフトサケづくり。
今年のコルクラボのテーマは、「作る、届ける」
クラフト酒作りを実践しただけでなく、サイト作りや、告知も自分たちでしている。
僕も売り切れるまで、定期的に発信していこうと思ってる。
僕が求めていた「低アルコールで食事を引き立てるお酒」をイメージして、作った「あわい」
麹づくり、仕込み、副原料の投入、搾りを経て、瓶詰めまで完了。
あとは、届けるだけだ。
頭で味をイメージしていたものの、作ったことはない。
搾りたてのクラフトサケ、「あわい」を先行して届けてもらい、僕もさっそく飲んでみた。
最初の感想は「さっぱりしていて、うまい!」だ。
今回、僕は4つの副原料を選んでいた。
料理に添える薬味のような、爽やかな香りとキレを添える木の芽(山椒)とスダチ。
僕がノンアルペアリングでクロモジ茶をよく飲むのだけど、クロモジ。
料理を邪魔しなくて、おいしさを引き立てるかすかほのかな甘みとして和梨。
それらの味と香りが米と一緒に発酵して重なった「あわい」は、僕のイメージに近いさっぱりとしたサケに仕上がった。
このサケは、夏に野菜や魚の前菜と合わせたい。
脂の強い料理よりも、夏野菜、白身魚、貝、豆腐、ハーブ、柑橘を使った涼しい一皿。
一口飲んで、料理を味わう。
もう一度飲むと、さっきとは少し違う香りがする。
そんなふうに、味や香りの変化を探しながら食事の時間そのものが楽しくなっていく。
そしてアルコール度数は、ふつうの日本酒とくらべて低めの8度。
たくさん飲むためではなく、少しずつ料理と一緒に、ゆっくり味わうのにちょうどいい。
現在、コルクストアで一般注文を受け付けている「あわい」は、6本セットになっている。
少し多いと思う人もいるかもしれない。
でも、6本あるからこそ、それを飲みながらいろいろな「あわい」を探してほしい。
「あわい」には、ものともののあいだ、という意味がある。
ふたつのものが出会い、少し重なり合う場所のことだ。
料理とお酒のあわいを探す。
昼と夜のあわいに飲む。
自分と誰かのあわいに置いてみる。
暑い季節のはじまりに、ぜひ味わってみてほしい。