痩せても脂肪肝は治らない、って言われたらどうする?
2026年3月、Cell Metabolismに出たばかりの論文がその理由を突き止めた。
従来の理解だと、
肝臓に脂肪が溜まる→代謝が壊れる、の順番。
でもこの研究が示したのは逆だった。
夜間の代謝が先に壊れていて、
その結果として脂肪肝になっていた。
12週間ダイエットして、肝臓の脂肪を健常者レベルまで落とした。普通に考えたら「治った」と思うじゃないですか。
でも、特殊な手法を使って夜の代謝を測ったら、全部壊れたままだった。
脂肪の作りすぎも、血糖のコントロール不良も、脂肪酸の垂れ流しも。痩せる前と変わってない。
つまり脂肪肝は太ったから脂肪が溜まったんじゃなくて、
「夜の代謝が先に壊れてて、その結果として脂肪が溜まっていた」可能性がある。原因と結果が逆だった。
じゃあどうするか?個人的に考えてみた。
ダイエットして肝臓の脂肪を落とすだけじゃ足りない。
夜の代謝が乱れないようにする必要がある。
✅夜の代謝を直して脂肪肝を防ぐためにできること
・夕食は寝る3時間前までに終わらせる
・夜の糖質(アイス、菓子パン)を優先的にカット
・夕食の米は朝昼の半分以下にする
偉そうに書いてるけど、自分も深夜にラーメンとか食べちゃうから人のこと言えない。
参考文献 Marjot T, Smith K, Westcott F, et al. Human MASLD is a diurnal disease driven by multisystem insulin resistance and reduced insulin availability at night. Cell Metabolism. 2026;38(3):474-492.e6. PMID: 41529695