『株式会社銀魂』てして組織を考えました。
7つの役職に、最も適性の高い人財を配置しています。
長文です。読みづらい方は動画でご覧ください。
1.代表取締役社長(CEO):坂田銀時
組織のトップには、引き受けた案件を決して投げ出さないプロ意識と、守るべきもののためなら命を懸けられる覚悟が必要である。
銀時は、かぶき町で「万事屋銀ちゃん」を営む経営者。
引き受けた案件は手段を問わず100%解決してきた。
夜兎族の鳳仙に吉原が支配されたときも、
鈴蘭太夫の最期の願いを叶えるために江戸城へ乗り込んだときも、自分には何のメリットもない戦いに命を懸けた。
その姿に、志村新八、神楽、真選組や桂小太郎といった
クセの強い面々が、自然と巻き込まれて力を貸してきた。
決して投げ出さないプロ意識と、命を懸ける覚悟。
この両方を兼ね備えた銀時こそ、組織を率いるトップにふさわしい。
2.専務取締役(COO):土方十四郎
COOには、トップの理想を現場に落とし込む実務能力と、個性の強い社員を束ねる統率力が必要である。
土方は、真選組の「鬼の副長」。
規律「局中法度」を自ら定め、沖田総悟のような気性の荒い隊士たちを完璧にまとめ上げてきた。
銀時社長とは犬猿の仲だが、それで構わない。
トップの無茶な理想を、確実に実行できる業務フローに落とし込む。
誰よりも責任を引き受ける覚悟も持ち合わせている。
規律を作る統率力と、責任を引き受ける覚悟。
土方こそ、社長を支える最高の右腕である。
3.営業本部長(CSO):坂本辰馬
CSOには、どんな修羅場でも折れない心と、相手の懐に飛び込む人脈構築力が必要である。
坂本は「株式会社快援隊商事」の社長。
攘夷戦争の頃から「攘夷志士四天王」の一人として、武具の調達や援軍の引き込みなど、商いの力で仲間を支えてきた。何が起きても「アハハハ!」と笑い飛ばすメンタル。
かつて敵対していた天人の陸奥とも、対等なビジネスパートナーとしてアライアンスを組み、今では副官として共に経営を担う懐の深さ。
折れない心と、異種族の懐にまで入り込む人脈構築力。
坂本こそ、会社の販路を切り拓く最強の営業マンである。
4.経理・財務部長(CFO):志村新八
CFOには、周囲が暴走しても現実を見失わない常識感覚と、お金の重みを誰より理解している経済感覚が必要である。
新八は、銀時社長や神楽の破天荒な行動に的確なツッコミで軌道修正を入れ続けている、万事屋唯一の常識人。
さらに、アイドル・寺門通の私設親衛隊の隊長として、熱狂的なファンたちをまとめ上げてきた統率力もある。
何より、家賃滞納が日常の万事屋で、慢性的なキャッシュフローの悪化を誰よりも肌で知っている苦労人。
不透明な経費や無駄な接待交際費を1円単位で弾き出し、会社の資金繰りを守り抜くはずである。現実を見失わない常識感覚と、お金の重みを知る経済感覚。
新八になら、安心して会社の財布を預けられる。
5.技術・開発部長(CTO):平賀源外
CTOには、他社が模倣できない独自の技術力と、現場のニーズに即対応できる開発スピードが必要である。
源外は、江戸一番の発明家として知られるからくり技師。
からくり家政婦・たまを修復しアップグレードを重ね、タイムマシンまで作り上げた。
万事屋がピンチに陥るたびに、現場のニーズに合わせたメカを即座に用意して、何度も窮地を救ってきた職人気質。
他社が真似できない技術力と、現場対応の開発スピード。
源外になら、会社の技術開発を丸ごと任せられる。
6.人事・総務部長(CHRO):近藤勲
CHROには、社員のエンゲージメントを高める力と、多様な人財を一つにまとめる包容力が必要である。
近藤は、真選組の局長として、一癖も二癖もある天才や荒くれ者たちをまとめ上げてきた。
土方十四郎や沖田総悟のような個性派たちが
「この人のためなら」と心服し、自ら命を懸けてついてきた。
普段はおちゃらけた一面もあるが、自分が泥をかぶることをいとわず、部下を全肯定して信じ抜く器の大きさ。
多種多様な個性が集まる職場で、社員の不満を早期に解消し、組織の離職率を劇的に下げる力になる。
全肯定する器の大きさと、人を心服させる求心力。
近藤こそ、社員の心をつなぎとめる人事の要である。
7.監査役:桂小太郎
監査役には、コンプライアンス違反や組織のブレを一切許さない、ガバナンスを守る厳格さが必要である。
桂は「逃げの小太郎」の異名を持つ、リスクマネジメントの達人。
いつでも逃げ切れるよう常に準備を怠らず、変装術と冷静な判断力で、幕府の追手から長年逃げ切ってきた。
最悪の事態を想定して動く危機管理意識と、身内の規律違反にも容赦のない真面目さ。
銀時社長から「おいヅラ」と呼ばれても、まず「ヅラじゃない、桂だ!」と即座に正した上で、コンプラ違反もしっかり叱ってくれる。
リスクマネジメント力と、ぶれない規律意識。
桂なら、組織のブレを許さない最後の砦になってくれるはずである。
●総評
クセは強いが、頼り甲斐のある組織が完成した。
ただし、この組織には一つだけ大きな問題がある。
トップの銀時社長である。
依頼がない日にはデスクでジャンプを読みながらいちご牛乳を飲み、午後にはパチンコへ消える。
家賃は毎月のように滞納している。
私は株主として、毎月大家のお登勢さんに代わりに頭を下げに行く役回りになりそうである。