本格的な冬が近づいてきましたね。
毎年この季節にぜひオススメしたい映画が…[ティガー・ムービー〜プーさんの贈り物〜]です。
1977年の[くまのプーさん 完全保存版]以来約20年以上ぶりに劇場公開されたプーさんの長編作品。
秋〜冬にかけての100エーカーの森を舞台に家族を探すトラのぬいぐるみティガーとその仲間達の奮闘を描いた物語で、、原作本には無いオリジナルストーリーとなっています。
ちなみにこの物語…大元の発案は日本人スタッフという説があり…制作にも多数の日本人クリエイターが携わりました。
[シェパードが美術監督したような映画]を目標に、、草木に暖色の色付いた[秋]から色味が徐々に薄くなる[冬]の森への移り変わりを光の反射や瑞々しさと共に見事に描いた背景描写…
20数年前の前作を意識したラフ線をあえて残すキャラ作画等…
作画とアニメーションはプーさんシリーズ随一の完成度。
そして何より凄いのが…[家族]しかも[無血縁家族]というテーマを子供にも楽しく分かりやすく尚且つ大人にも響く絶妙な塩梅で表現したそのストーリー構成のバランス。
同様のテーマを描いたディズニー映画は数あれど…その中でも圧倒的な完成度だと自分は思っています。
プーさんって…ストーリー映画として成立させるのが本当に難しい素材だと思うんです。
だからこそウォルトは最初の映画の長編を中止して短編3本という方針に変えたわけで。
それを…一本の長編アニメストーリー映画としてここまで完璧に仕上げたのは…現状この作品だけだと思います。
さらに、、ここでは省きますが原作を愛するコアなプーファンへのディープなアプローチも多数用意されています。
プー作品に馴染みがない大人も…退屈しちゃう子供も…本家スタジオやピクサー作品しか観ないよ〜というディズニーファンも間違いなく楽しめる…
最高のプーさん入門編であり、、ファン感涙の作品でもある…ディズニーが誇る傑作映画。
「家族とは何なのか」。
未見の方はこの冬、、是非とも一度今作を観てティガーと一緒に考えてみてください♪