【OTC類似薬の保険外し 26年度から⁈】
急いでお伝えしたいことがあり、緊急に動画を撮りました。
youtu.be/IweqteZlUOE?si=7spk…
政府が6月13日の閣議決定を目指しているとされている「
#骨太の方針 」の中に、
#OTC類似薬 の保険外しが明記されるとメディアが一斉に報道。世界に誇る医療保険制度(皆保険)を、根底から崩す蟻の一穴になりかねない危険なものです。
資料も示しながら詳しく解説します。ぜひご覧いただき、一緒に反対の声を上げるいただければと思っています。
OTCというのはOver the Counterの略。薬局で処方箋なしで購入することができる薬のことです。
医療機関にかかって医師が診断し処方する場合でも、これを保険から外そうと狙われています。これを強烈に推進しているのが、ご存知…
#維新の会 です。幅広い人々からの反対の声、医師会からの懸念の声がある中で、自民党でもなかなか言い出しにくいことを、自民党にけしかけてやらせる、悪いことをやらせるという役割を果たしているのが維新の会だということが、ここでもよく分かります。
自民党・公明党・維新の会の3党は、医療費4兆円削減で合意。入院病床11万床削減の次は、今回のOTC類似薬の保険外し…ということです。近々発表される骨太の方針にこれが明記されると報道されているのです。
維新の会の猪瀬議員が示している資料(3党合意の議論の中でも出されているもの)を見てください。
(このnoteの最後にファイルが添付されています)
note.com/inosenaoki/n/ncde0c…
◉アレルギーの薬が多く入っています。
花粉症や蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、さらに喘息でも使っている方がおられる薬です。お子さんも含め多くの方々が使っている薬が入っています。
◉消炎鎮痛剤が入っています。
風邪で熱が出た時や、頭痛関節痛、腰痛などによく使われる薬です。同時に、がんの痛みを取るためにも使われています。緩和ケアでも非常に大事な薬として使われている薬です。
◉外用薬がいくつも入っていますが、尋常性乾癬や掌蹠膿疱症という難治性の皮膚疾患に使われる薬も入っています。アトピー性皮膚炎にも使われます。
(…続きは動画をご覧ください)
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長期に渡り病気と闘っておられる患者さんにとって、欠かすことのできない大事な薬も、このリストの中に入っています。
推進派は、OTC類似薬の保険外しは、風邪や胃腸炎など軽い病気の方は、病院に行かなくても市販薬でいいじゃないかと主著しますが、そこがすでにズレています。
医学的な知識がない方々にとって、風邪かどうか、軽い病気かどうかを自分で正確に判断するのはそもそも困難です。
風邪かなと思っていたら実は気管支炎や肺炎、咳喘息だったりということもあります。他の重篤な病気の最初の兆候である…ということもあります。胃腸炎かなと思っていたら虫垂炎だったということもあります。
体調が悪いなと思った時に、お金の心配なく医療機関に気軽にかかり、早期診断、早期治療することが、命や健康にとっても、医療費を抑える上でも大切です。
日本の医療、健康保険の歴史を振り返ると、医学的に有効だと証明された治療や検査や薬が保険診療の対象となってきたことが、健康の増進に寄与してきました。
かつては、透析は保険診療の対象外でしたが、多くの人々の運動があり、医学の発展があり、いまでは保険診療の対象になり、多くの人々の命、健康を支えています。
白内障の眼内レンズも、保険適用になったのは92年前後だったと思います。
医学が発展し新しい治療法が確立し、それが人々の健康を支える治療法としてこの日本社会の中で広がるために、保険診療の対象になることが非常に大切です。公的医療保険の適用が広がることは、日本の医療の発展の歴史そのものです。自民公明維新が進めようとしているOTC類似薬の保険外しは、まさにこれに逆行するものです。これが医療保険を根底から壊す“蟻の一穴”になりかねないと、非常に強い危機感を感じています。ここで何としても止めなければならないと、現場で働く現役の医師として強く訴えたいと思います。ぜひ一緒に反対の声を上げてください。
現在、様々な慢性疾患や、がんで闘病されている方々、これから新たに病気に罹患し、その病気と付き合ってく、あるいは闘っていかなければならない方々にとって、治療を諦めさせかねない非常に重大な問題です。
お金のあるなしで受けられる医療が変わるような、差別されるような、そんな日本に絶対にしないために、私も頑張ります。