The Pragmatic EngineerのKotlinの作者が出てるエピソードを見た。おもしろかった!
Kotlinを考え始めた当時はJavaの進化が止まっている時代で、Javaの代替として登場しつつあったGroovyは動的すぎる一方でScalaはちょっと難しすぎ、間のスイートスポットにマーケットチャンスがあるのではと考えたらしい。
Kotlinの作りはじめのころはホワイトボードの前で何ヶ月も言語の形を議論した。たとえばJavaでのペインをリストアップするとか、そこをどう直すとか、あるいはプロトタイプを作ってみるなどしたらしい。半年くらい議論してから実装に移った。
名前は当初Jetにしようかと思っていたが、商標登録されていることに気づいた。RobustaやCeylon(Javaと同じようにお茶から)など考えたけど、最終的にググラビリティを気にした。そこで当時オフィスがあった?サンクトペテルブルクとフィンランドの間にあるコトリン島から名前をとったらしい。
Kotlinの言語機能は最初から狙って「他の言語から借りてくる」つまり巨人の肩に乗る戦略だったらしい。Scalaからはたくさんのアイデアを借りたのと、あと個人的に意外だったのがC#からたくさんアイデアを借りた点だった。C#は当時Javaよりかなり進んでいたらしくて、非常に参考にできたとのこと。
Kotlinに入れられなかったものは2つあって、ひとつがパターンマッチング(whenとスマートキャストで近いものは表現できているが)ともうひとつは三項演算子で、三項演算子を入れなかったのは後悔してるらしい。
最近はCodeSpeakという新しいLLM向けの言語を作っているらしくて、とくにLLM向けの新しいプログラミング言語に対する洞察に富んだ動画でもあり、とてもおもしろかった!
The programming language after Kotlin – with the creator of Kotlin
youtube.com/watch?v=ZggUn2mN…