手帳を使わなくなったあなたへ
パソコンやスマートフォンがあれば、ほとんどのことができる時代になりました。仕事はもちろん、予定の管理、連絡、買い物、情報収集。さらに近年はAIの進化によって、文章を書いたり、考えを整理したりすることまでコンピュータが手伝ってくれるようになっています。
便利になったこと自体は素晴らしいです。しかしその一方で、「人間にしかできないこと」は急速に減っているようにも感じます。
私たちの行動や記録は、いつの間にかクラウド上のデータになりました。写真も、予定も、メッセージも、思い出も。確かに保存はされているけれど、電気がなければ取り出せず、手で触れることもできません。
この先、自分という人間の足跡は、すべてデジタルデータとしてしか残らない時代がやってくるのかもしれません。それはそれで合理的な未来ですが、どこか少し寂しい。
そんな時代だからこそ、これからまた手書きの手帳の価値が増してくると思うのです。
手帳は単なるスケジュール帳ではありません。その日に何を考え、何を感じ、どこへ行き、誰と会ったのか。ほんの一言でも、自分の字で書き残しておけば、それは確かな「生きた証」になります。
たとえば何年か後にページをめくったとき、「この頃はこんなことを考えていたんだな」と、その当時の自分に出会うことができます。文字の勢い、筆圧、書き損じや走り書きまで含めて、その瞬間の自分がそこに残っています。
これはどれだけ高性能なデジタル技術でも再現しにくいものです。
極端な話をすれば、お葬式のときに棺へ入れてもらうもの、あるいは後世の人に残したいものとして、手帳ほど身近で手軽なものはないかもしれません。そこには、その人が確かに生きた時間が詰まっています。
もちろん、「そんなもの人には見せられない」という方もいるでしょう。もちろん見せなくても構いません。手帳は誰かに評価されるためのものではありません。自分自身のためのものです。
予定だけでも構いません。読んだ本の名前でも、気になった言葉でも、今日の昼ごはんでもいい。大切なのは、今この瞬間の自分を、自分の手で書き留めることです。
手帳の魅力は、実際に続けてみないとわからない部分があります。数週間、数か月と書き続けるうちに、ページが少しずつ自分だけの歴史になっていきます。そしてある日、その積み重ねが、自分という人間を支えてくれる財産になっていることに気づくはずです。
AIやデジタル技術がますます発展するこれからの時代だからこそ、自分の字で何かを残すという行為には、以前にも増して意味があるのではないでしょうか。
繰り返しますが、手帳は、予定を管理するためだけの道具と考えるのはかなりもったいない。人生を記録し、自分自身をより良い未来へ送り届けるための、小さなタイムカプセルなのです。
というわけで、maketimeplanner2027、ご予約が始まりました。ほぼ受注生産ベースの手帳ですので、お見逃しなく!
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