スタートアップは、人気業界を選んだ時点で半分負けている。
エレベーターのメンテナンス。地味に聞こえると思う。でもジャパンエレベーターサービスの時価総額は、2,000〜3,000億円ある。
SaaS、AI、フィンテック。人気業界は敵が強い。東大・京大卒の起業家がひしめき、VCの資金も潤沢に入る。
不人気業界は逆だ。建設、清掃、警備、エレベーター。優秀な経営者が少ないから、実力差がそのまま競争優位になる。
人気業界で、偏差値70が偏差値65と戦うか。
不人気業界で、偏差値70が偏差値40と戦うか。
80社以上に投資してきて確信している。大きくなった会社は、3つ揃っていた。
市場が伸びている。敵が弱い。そして、案外地味。
これは転職も同じだ。人気企業で埋もれた優秀な人が、不人気業界に移った瞬間にエースになるのを何度も見てきた。年収もポジションも、そっちの方が早く上がる。