劣等生の兄と、優等生の妹。魔法科高校での波乱の日々が始まる―。魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ブルーム)、『雑草』(ウィード)と呼ばれていた。そんな魔法科高校に、一組…
▽物語▽学校を自首退学した俺は、同級生や先生と『現実拡張型情報端末 = アイビス』という最新テクノロジーを用いた『感覚を共有できるAV』を販売していた……はずだった。蓋を開けてみれば退学届けは受理されておらず、長期休暇明けに登校することに。「栄斗が学校に来るようになって良かったなって」「そうね。私としても、いつでも会えるのは歓迎よ」「それが朝でも夜でも、ね」学業復帰を喜ぶ同級生二人。しかしその二人