「ワンルームを買ってしまった人が売り急ぐ必要があるか」はNoだが、だからといってワンルームは良い投資家というと同様にNo。論点を細かに切り分けないと抽象論・主語が大きいまま議論が進んでしまうのが不動産界隈の怖いところ
なるほど。
まるで今のトレンドを象徴するような分かりやすいリスクの羅列。
ただ、挙げられている「怖さ」の多くは、実際の都心ワンルームの正確な実情と融資の実務を知っていればコントロールできる「想定内のリスク」ばかりです。
実態に基づいたお話をします。
「家を買いたい時(住宅ローン)」 区分を複数持っていると住宅ローンが組めないというのは古い先入観。実際には、地銀、信金、あるいは付き合いのある金融機関にしっかりと収支や資産背景を説明して持ち込めば、問題もなく融資は降ります。実際の現場を知っていればここで地獄は始まりません。
「家賃下落・空室リスク」 都心の家賃は現在「爆伸び傾向」にあり、下落どころか上昇しています。特に東京23区の単身需要は圧倒的で、退去前に先行申込が入る状態がほとんどです。地方の苦戦している物件のリスクを、都心の物件にそのまま当てはめるのは無理があります。実際には各地方都市すべてにおいて家賃相場は上昇傾向です。
修繕・金利・設備などその他のリスクに関して、これらは不動産投資であれば一棟でも区分でも最初から織り込んでおくべき当然の話であり、容易に想定できる範囲内の内容です。これを「買った瞬間にはわからない恐怖」として過剰に煽る必要はありません。
僕が何度も言っている通り、本当に怖いのはこうした極論や煽りに反応して本来なら維持して資産化すべき物件を、数百万円の赤字を叩き出して早期損切りさせられてしまう「実害」です。
これぞ社会悪そのものです。