パワハラの専門家です。貴殿は「誤解を招く内容」と仰いますが、動画のやりとりは明確な「パワハラ」であり、「誤解」の余地はありません。
・指導者⇒インターン生という優越的関係を背景とし、
・複数人の前で吊し上げるように
「いてもいなくても変わんない。クビ」
「どうこれ? クビじゃね!?」(と周囲に同意を求める)
「コイツと話して何か『変わるかも』っていう期待感がない」
などと、単なる指導の範囲を超えて威圧的に難詰し、
・本人が当日付でインターンを辞めており、「クビじゃね!?」と同意を求められた側も返答に躊躇する様子が見えるなど、職場環境に悪影響を及ぼしている
という点で、パワハラが成立する3要素をすべて満たしていますので。
貴殿は「あくまで無償のスクールである」「辞めたわけではなく転学である」と釈明しておられますが、それでパワハラが免責されるわけでもなく、不適切な指導であることに変わりはありません。
今般の投稿に限らず、貴社グループにおかれては同様の「パワハラまがいの指導」を切り抜き動画風に公開し、「ゾス系」として正当化、娯楽化する傾向がおありであり、そういった組織風土を賞賛する経営者も一定割合おられるようです。
外ならぬ私自身、新卒入社した会社がまさにゾス系であり、厳しく鍛えてもらったことは確かです。そして今やコンプライアンス重視の時代となり、全員に配慮し過ぎた環境では尖った成果が出にくいのも事実でしょう。
ただし、ゾス系のような厳しい指導に耐えて結果を出せるのは、最初から精神的にも肉体的にもタフなごく一部の人だけです。その他大勢は会社に日々の糧を得に来ているだけであり、パワハラを受けてまで成長したいわけではありません。
人を恐怖で動かしたところで、学習意欲は起きませんし、それどころか職場不信と離職を最短で加速させることでしょう。再現性のない根性論は「人材育成」ではなく、単なる「選抜」に過ぎません。
結局ゾス系とは、本来会社が整備すべき教育・指導プロセスを、個人の耐久力に甘えて丸投げしているだけではないでしょうか。「ベンチャー」を、自らの遵法意識欠如と未熟さの免罪符にして頂きたくはないですね。
【拡散動画に関する事実確認とお詫び】
この度、TikTok等で拡散されている動画により、皆様に多大なるご心配とご不快な思いをおかけし、深くお詫び申し上げます。
人事担当役員より事実関係をご説明します。
当該動画は、当社グループが運営するスクールにおける生徒様への振り返りの場であり、雇用関係に基づくものではございません。
しかしながら、いかなる関係性であっても、動画内で見られる指導者の感情的な発言は不適切であり、誤解を招く内容となりましたことを深く反省しております。
当該指導者へは厳重注意と再教育を徹底し、スクール全体の指導体制を速やかに見直して再発防止に全力を尽くしてまいります。