いろいろあるにせよ、真摯にやってるソリストにこんなこと言わせんなや、という話に尽きる😡
良い舞台を!
ヘルシンキフィルの来日ツアーが炎上しているので、ソリストとして出演する私の所感をここに記しておきたいと思います。
2026年10月に行われるヘルシンキフィルの来日ツアーの詳細が発表され、告知の方法や内容をめぐってさまざまな声が上がっています。
チラシにソリストの名前がありながら、指揮者の名前が掲載されていないことについて。多くの方が指摘されるとおり、告知として適切とは言い難く、私自身としても決して気持ちのよいものではありません。速やかに修正されることを願います。
チケット代が高すぎるという点について。これは止まらない円安に加え航空券・宿泊費の高騰という外的要因が大きく、招聘のハードルが年々上がっていることも想像に難くありません。せっかく興味を持って来てくださるお客さんの負担が重くなることは、私としても心苦しく感じます。なお一部に、私の出演がチケット代高騰の原因であるかのような誤解があるようですが、私は欧米と同程度の出演料で承諾しており、日本だからといって出演料を吊り上げるようなことはしておりません。毎回同じような日本人ソリストでバリエーションがない、というのは真っ当な不満かと思います。
話が発展して、私のファンはオーケストラや共演者に興味を持たない、あるいはマナーが悪いといった批判も見受けられますが、これには異議を唱えます。少なくとも日本国内において、私自身がそのように感じたことはありません。私は自分の演奏する曲や共演者について、その他興味関心についてできる限り言葉でも魅力を伝える、と心がけています。無論これは教育、啓蒙といった義務感からではなく、ただ「面白いものを共有したい」という純粋な心からです。それらを興味を持って聞いてくれる方々がいることを、私は大変嬉しく思っています。
また、私が正統のクラシックではないとか、由緒あるオケのソリストに相応しくないと批判する方も一部に見受けられます。このような声は数年前から常に存在し、私が日本を出て欧米で武者修行したいと思った理由の一つですが、現在各地で実力と実績を積み上げている最中ですから、今後に期待いただければ幸いです。ただし、私は権威や正統化のために音楽をしているのではありません。自分の心に従い音楽をします。
最後に、私は引き受けたオファーはもちろん真摯に、そして全力で臨みます。ユッカ=ペッカ・サラステ氏、ヘルシンキフィルとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番の共演を心から楽しみにしています。後半のシベリウス2番も、一聴衆として楽しみです。私は全公演には帯同しないという条件でオファーを受けていますので、別プログラムの公演も今後発表されると思います。
コンサートでお会いしましょう!