先日、日帰りで大阪に出張した。 弾丸すぎて、大阪らしいことは何もできなかった。食事もろくに取れず、ひたすら室内にいたので、大阪にいることすら忘れかけていた。唯一「あ、大阪だ」と思ったのは、移動中に見えた見慣れない街並みだけだった。 その時、ふと目に入ったのが、何ともいえないレトロなフォントだった。 お店の看板だったか、建物の表示だったか、細かいことはもう覚えていない。ただ、なんとなく可愛くて...
AIがものすごいスピードで進化している。「どんな仕事が奪われるのか」という議論は、もはや日常の風景になった。少し前まで未来の話だったものが、気づけば目の前にある。 私自身、AI業界の片隅にいたこともあって、この問いはずっと考えている。そして今のところ、これが最も重要な前提だと思っている。 明日には何もかもひっくり返っている可能性がある。 それが今のAIだ。 だから断定的なことは言えない。ただ...
花粉症の季節だ。 家族も、友人も、同僚も、 会う人会う人が「きたね」「やばい」「目が…」「鼻が…」と言っている。 もはや挨拶の一種みたいになっている。 私はありがたいことに、花粉症ではない。 今のところは。 ありがたい気持ちが9割。 春を純粋に春として楽しめる特権を持っている。 でも、残りの1割。 花粉症辛いコミュニティに入れない、ほんの少しの疎外感。 みんなが共通の敵と戦っている横で、...
若い頃、地方出身の友達に、 「あなたは関東の子だから、わからないよ」 と言われたことがある。お見合いの話をしていた時だった。 そのとき、私は正直、よくわからなかった。 21世紀だし、こんな小さな国で、そこまで大きな違いがあるものだろうか、と咄嗟に思った。 自分のどんな意見や考え方が、そう言わせたのかも、結局わからないままだった。 でも、あれからそれなりに時間が経った。 いろいろな人の話を聞き...
47都道府県、すべて訪れた。 だから、長崎にも行ったことがある。 長崎市内の有名な観光地を歩き、ちゃんぽんを食べ、軍艦島に向かう船に乗った。 どれも楽しくて、印象に残っている。 異国の匂いと、歴史の重さと、海の近さが、同時にある街だった。 この週末、長崎でBリーグのオールスターが行われている。 SNSを開くと、長崎の風景やアリーナの写真がたくさん流れてくる。 見慣れた景色ではないのに、どこか...
最近、右手が上がらない。 四十肩らしい。名前は知っていたけれど、自分の番が来るとは思っていなかった。 服を着替えるときとか、ふとした瞬間に「あ、痛い」と思う。 のたうち回るほどの痛みではない。 でも確実にそこにあって、無視しきれない。 それ以外にも、なんとなくの不調が毎日どこかにある。 肩だったり、腰だったり、首だったり。 病院に行くほどではないけれど、完全に元気とも言えない。 薄い痛みが、...
誕生日が来ると、年齢そのものよりも、「ここまでどう生きてきたか」を考えるようになった。 何かを祝う日というより、少し立ち止まって振り返る日になっている。 若い頃は、許せないことがたくさんあった。 思うように進めない自分。 周りより遅れている気がする人生。 選ばなかった道の数々。 ちゃんとやっていれば、もっと違う今があったんじゃないか。 そんなふうに考えて、過去の自分を責めることも多かった。...
年末年始は、実家に帰っていた。 毎年のことだけれど、帰省と言っても、特別な予定が詰まっているわけではない。ただ、年が変わるから帰る、という気持ちに近い。 実家の近くの神社には行った。 子どもの頃から何度も足を運んでいる場所で、お願い事をするというより、「今年もここに来たな」と確認するような初詣だった。 東京の家に戻ってから、今度は近所の神社にも行こうと思った。 家からそう遠くないし、時間を見...
私が20歳になった頃は、成人の日は1月15日に固定だった。 私は誕生日が1月14日なので、ハタチになった翌日が成人式だったのだが、地元の式典に全く興味がなかったため、その日は単なる祝日で、何をしていたのか全く覚えていない。 両親が記念だから、というので、事前に振袖の写真は撮ったのだけど、撮ったその時は19歳だったし、その日がいつだったのかも思えていない。 ただ、なんとなく、ハタチは特別だって...
数年前まで、健康診断で測ってもらう身長は166.xみたいな感じで、0.5以下だったら、自称166センチ、0.5以上だったら167って言ってたんだけど、ピラティスをゆるく始めたら167.x、みたいになって。 これはピラティスはじめた方あるあるなんだけど、私みたいなゆるい人でもってことは、これまでの私の姿勢の悪さたるや、って思っていた。 一昨年、怪我をして、ピラティスはまだ再開していないのだけど...
昨日、掃除が苦手であることは書いたのだけど、掃除というより、家事全般が苦手だ。いや、苦手というより嫌いだ。 学生時代は最も苦手な科目は家庭科だった。苦手というか苦痛な授業だった。 でも、私の学生時代は女子学生が「家庭科が嫌い」っていうのはなんというか、許されない空気があった。 今は多少良いのだろうか? 以前、どこかの地方都市の首長が「女子はサインコサインタンジェントとかいらない、花の名前でも...
掃除が苦手だ。 と言うより、買い物が好きで物がはちゃめちゃに多くて、よって部屋がもので溢れかえっていて、結果乱雑な部屋になってしまう。 昨年、ちょっと時間があったので、一念発起して断捨離した。 今の所はギリ、そこそこの状態を保てているけれど、来月からちょっと忙しくなるので、どうなることやら。 部屋がスッキリすると気分が良いのは理解している。なのに、なぜ?って自分でも思う。ダイエットをしてはリ...
先日、SNSで炎上してしまった方のアカウントを見たら、お店?をやられているらしく、基本的にはその宣伝ポストがほどんどで、むしろお店の宣伝ではなく、世の中に物申す的なポストをしたら炎上したので、宣伝目的にわざと炎上したのでは、と言われたりもしていた。 しかも、その方の最新のお店の宣伝ポストが、つらつらと美しい文章を綴られた最後に「これで真摯さと親しみやすさを表現できます」「もう少しカジュアルな...
最近好きなYouTubeチャンネルの少し前の動画。 小学館のマンガワンっていうマンガアプリで連載されている漫画家さんの対談なのだが、この中で、絵が上手くなるには?という問いに「完成させること」って言ってらした。 私は絵を描かないし、というか、描けないので、絵が上手くなるには?という観点では「へえ、そうなのか」でしかないのだけど、その後の会話の中で、完成後の作品で評価されるべき、完成後の作品で...
一昨年、怪我をした。 左膝の前十字靭帯の断裂。スポーツをやっている人が競技中に受傷することが多くて、トップアスリートが、という記事をたまに見かける。 競技復帰までにとても時間がかかるので、アスリートとしては致命的だったりもする、いわゆる大怪我である。 自然治癒はしないので、手術を受けることになり、2週間弱入院をした。 手術の日は、終わってから丸一日、ほぼ寝たきりだった。 身体は起きているのに...
1月2日ってなんていうか、ちょっと印象の薄い日だなと思う。 1日のような特別な高揚感は薄れているけれど、3日のように現実が差し迫っているわけでもない。少しぼんやりとした日。 1月1日生まれ、とかを聞くと、わ!お正月生まれなんだね!みたいになるんだけど、2日生まれってスペシャル感が1日と比べると目減りしてる感じ。産んだ側は元旦そっちのけで頑張っていた方も多いはずなので、同じように賞賛されて良い...
健康に過ごす ストレスを溜めない 運動する 良い睡眠 良い食事 部屋をキレイに 定期的に断捨離 無駄使いをしない 本を読む 美術館・博物館に行く 旅行する 親孝行する 将来の経済的なことを考えて実行する 人生はいつ何があるかわからないけれど、いい一年になったらいいな。
今年を振り返ると、「よく考えた一年だった」という感想が、いちばん近い気がする。 振り返ってみると、出来事の多さよりも、考えていた時間の長さのほうが印象に残る一年だった。 これまでなら、忙しさや流れに任せて通り過ぎていたような問いに、今年は何度も足を止めた。 答えがすぐに出るわけでもないのに、なぜか無視できなくなった、というほうが近い。 特に多かったのが、この先の人生の時間の使い方について考え...