今回のガイドラインの内容は、揶揄、アウティング、他者化といったそこに居る人と人とのコミュニケーションの話であって、学問として高次の道徳性の場てあるべきとしても、少なくともそういったコミュニケーションや倫理に関わる問題をクリアした安全な場であるべきでしょう。
それどころかさらに、世の中では決して問わることのない、Why be moral?というような問いさえも、徹底的に問い詰めることがゆるされ、さらにそれが要請されてもいる、そういう高次の道徳性の場こそが、大学であろうと思われます。それを自ら手放すことは、世界がその目先の利益のためにより重大なものを失うことに通じるように思われます。