このギャラリーに入るところの道。そこをよく間違える。でも、入っていくちいさな道は好きだ。ビルに囲まれた古民家のカフェ&ギャラリー。玄関からまっすぐ、そして右手に進む。そこが会場だ。
壁面を観る。ビンの中に囚われた魔物は何を考えているのだろうか?僕が透明なガラス越しにその顔を見ても、なにを考えているかわからない。多分、魔物だから反省はしないのではないか。ガラスのほころびを探しているか、見えない手でガラスをガリガリと削っているかもしれない。
詳しくはわからない。なぜなら、彼は魔物だから。ただ、無機物ではないと思う。生き物なのだ。彼(彼女)は生きてる。そしてよからぬことを考えているのだ。想像を楽しむ。
そう思えるのは坪川夏織が描いているからだと思う。彼女の作品に描かれる「人間以外」の生き物たちは、つねに2次元の中で「生きてる」ように感じられる。そこにはナイーブでユーモアのある彼(彼女)が生きてる。
KAORI TSUVOKAWA SOLO EXHIBITION
「魔物の終焉」
2026.5.13wed-5.24sun
12:00-19:00 最終日17:00まで 火曜定休 ※会期中5/18(月)は17:00閉廊
ギャラリー犬養 (豊平区豊平3条1-1-12)
(地下鉄東西線 菊水駅より徒歩7分・駐車場あり)