日鉄がUSスチールを買収して1年が経った。
「こんなに古い設備がまだ稼働してるのか」
買収後に現場入りした日鉄の社長が
最初に漏らした言葉らしい。
90年近く前の製鉄設備が現役で、
製品の半分近くが不良品という
製鉄所を立て直す仕事。
生産技術として聞くと
これは相当しんどい現場だと想像できる。
設備が古いと
ノウハウもブラックボックス化してて、
直そうとしても
正解がどこにあるかすらわからない。
技術者100人で
260個の改善点を洗い出したという話、
気が遠くなる規模だと思う。
でも日本のものづくりの強さって
結局この泥臭い改善の積み重ねでしか
証明できないとも思ってる。
買収のニュースより
その後の現場の奮闘の方が
製造業として注目したい部分。