その地雷系はちょっと。」
「これ、いつも可愛いって言ってたよね。」
「2人の時はいいけど、親の前では。」
「私の好きな服だよ。」
「わかってる。でも、誤解されるから。」
「誤解って何?」
「メンヘラっぽいとか、思われたくないんだよ。」
固まった。
私の「好き」が、彼にとっては「隠したいもの」だった。
「じゃあ、あなたは私の服が恥ずかしいの?」
「恥ずかしくはないけど。」
「けど?」
「TPOってあるじゃん。」
何も言えなかった。
結局、その日は地味な服に着替えて行った。
鏡に映る自分が、自分じゃないみたいだった。
友達に話した。
「彼氏に、親に会う時は地雷系やめてって言われた。」
「えー、好きな服なのに。否定されるのつらいね。」
「だよね。」
「ありのままの自分を受け入れてほしいよね。」
別の友達は違った。
「いや、それは彼氏が正しいよ。」
「え?」
「親に会うなら、