『寒くなると・・・頻尿ぉ〜』
夜間頻尿の原因で最も多いのは「多尿」です!
原因は飲みすぎです!
例えば、今日来院された患者さんのお話。1日に約4リットルも飲み物を摂取し、その中には「糖質入りのジュースが1.5リットル」も含まれていました。当然ながら血糖値のコントロールが悪化しており、「薬が効かない」とのご相談でしたが…これは薬のせいではなく、飲みすぎが原因です。
夜間頻尿でお悩みの方に、まず試していただきたいことがあります。それは「排尿日誌」の記録です。
排尿日誌のつけ方 📓
以下のように、トイレに行った時刻と排尿量(だいたいの目安でOK)を記録してください。
例:
•0時:300ml
•2時:300ml
•4時:250ml
•6時:200ml
この例では、夜間だけで1,050mlも排尿しています。
これだけの尿が出るということは、日中にそれだけの水分を摂取している可能性が高いです。「飲みすぎ」に気づいて、水分摂取量を調整するだけで症状が改善する方も少なくありません。
ただし、夜間そんなに飲んでいないのに同じように多く排尿する場合
昼間ずっと座りっぱなしの方に多いのですが、これは「体液の移動」が関係しています。
日中、座りっぱなしや立ちっぱなしでいると、下半身に体液が溜まります。それが夜、横になることで血管内に戻り、心臓を通って腎臓で濾過され、尿として排出されるのです。
このような方への対策
•日中に横になる時間を作る
昼間に一度、仰向けに横になるだけでも、夜間の尿量を減らす効果が期待できます。
他の要因として考えられること
以下のような基礎疾患や状態が関与している場合もあります:
•塩分の摂りすぎ
•高血圧
•糖尿病
•心不全
•腎不全
特に、足のすねを押した時にへこんで元に戻らない(むくみがある)方は、内科でしっかり検査を受けることをお勧めします。
ホルモンの影響も関与
脳の下垂体から分泌される抗利尿ホルモン(バソプレシン)が、何らかの原因で抑制されることがあります。このホルモンは、尿量を減らす働きがありますが、以下の要因で分泌が低下することがあります:
•運動不足
•ストレス
• 睡眠障害
•カフェインの摂取
•飲酒 など
該当する生活習慣があれば、それを見直すことで改善につながる可能性があります。
まとめ
夜間頻尿に悩む方は、まず*「排尿日誌」*をつけて現状を把握してください。原因が「飲みすぎ」や「生活習慣」にある場合、それを調整するだけで改善するケースが多くあります。夜間頻尿は転倒で骨折と言うリスクもあります。
それでも改善しない場合は、内科で基礎疾患の有無をチェックし、必要に応じて生活習慣の見直しや専門的な治療を受けることが大切です。
夜間頻尿は日常生活の質に大きく影響します。適切な対応で快適な夜を取り戻しましょう^ ^
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