『神懸かれ、キラーチューン。』
発売前夜&PV公開によせて
「この作品は、きっと誰にも大事にされない」
原稿を書いているとき、
ぼんやりそう思ったのを覚えています。
確か1巻の前半の作業中で、
めずらしくカフェで執筆しているときのことでした。
もちろん、僕は全力を込めて書いていました。
自分の大事なものをこの作品に捧げました。
けれど、ニッチな『バンドもの』で
いわゆる『売れ線』ではない。
大きな反響はないだろうし、
担当編集者にもどう扱われるかわからないな。
そんなことを考えながら、
薄くなったアイスコーヒーを飲んだのを覚えています。
蓋を開けてみれば真逆でした。
担当編集が、今までにないくらい熱い言葉で
『神チュン』を迎えてくれました。
1巻の試し読みキャンペーンの応募はなんと700件。
いただいた感想も、
驚いてしまうほどに好評なものでした。
これは、僕の創作人生(バンドマン時代含む)で
初めてのことでした。
こんな風に応援をいただいて、
作品を世に出すことができるなんて。
そんな経験できると思っていませんでした。
さらに、本当に素敵なPVも
制作いただくことができました。
最初にコンテを見せていただいたとき、
何より『音』に驚いたのを覚えています。
ありがたいことに、今回はBGMでそれぞれのキャラを
イメージしたギタープレイをしていただいています。
その全てが素晴らしいのですが、特に長閑。
長閑をイメージした演奏が、
僕の頭の中にあった音そのままだったのです。
シンプルで、それでも存在感があって、
「こういうギターが欲しかった」と思える音。
作中キャラの中でも、
長閑の演奏の再現は極めて難しかったと思います。
というか、正直僕は不可能だと思っていました。
それを形にしていただけた。そのことに驚愕しました。
さらに、あまりにもかっこよすぎる映像、
最高のお芝居まで……。
この辺りは、語り始めると
終わらなくなってしまいそうです。
そんな最高の応援をいただいて、
『神懸かれ、キラーチューン。』は明日発売となります。
何度も繰り返していますが、僕史上最高傑作です。
この作品が、どうか皆さんの中で
『神懸かり』を起こしてくれますように。
よろしくお願いします!
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オープニングPV公開
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岬鷺宮、最高傑作。
『神懸かれ、キラーチューン。』
ついに明日シリーズ開始。
これは、人生を投げうち、
たった一つの椅子を奪い合い、
『才能』を証明するための――彼女らだけの物語だ。
CV. 夏吉ゆうこ
#神チュン