短編集『0%に向かって』やNetflixドラマ『誰だって無価値な自分と闘っている』は、そういった厳しい状況の中で創作すること、創作する自分であり続けることの困難を、ユーモアを交えてうまく表現した作品だと思います。そしてまさに弊社も韓国の出版助成の力を借りて『0%に向かって』を刊行しました。
よく韓国は助成金が出ていて、というけれど、あれは大作にはお金はいってなくて、独立映画を撮るときに出ていることが多いですよね。独立映画の監督が、助成金のために、何度も何度も脚本を書き直したって話は実際にインタビューで聞きます。なんせ独立映画は「0%に向かって」(というタイトルの小説があります)いますから。もちろんその小説は、その状況を憂いでいて、どおうにかしたいという思いから書かれたものです。