都立大でゲームデザインの授業してきました。
最近時々やっている3回連続のパターンで
1.座学でゲームデザインについて講義
2.アナログゲーム制作のワークショップ
3.発表とテストプレイ
という構成です。
90分はゲームデザインや遊びの話をするには短すぎるのですが、これまで私が実際に関わったゲームを挙げSLG→SRPG→ARPGと自ジャンルが変わっているように見えるがハードとソフトの発展に伴い時間と空間の解像度が上がっているが根本的にはシミュレーションの粒度の問題であり、表現したいものをどうモデル化するかの違いであるという話から始め、ゲームとは何か、遊びとは何かという多彩な解釈の一端に触れつつ、どのようにゲームをデザインしていくのか駆け足で話しています。
私自身はゲームのテーマや物語がゲームシステムに強く結びついていることを重視していますが、テーマから考えてシステムのモデルを作る、プレイヤーの体験を設定してテーマとメカニクスを考える、既存もののや自分の得意なメカニクスから出発して新しいテーマをも模索するなど様々なアプローチがあるというスタンスで教えています。
経験的にこれだけでもワークショップで色々考えて議論し、驚きのある面白いものをみなさん作ってくれるのですが、私が教えているのは基本的に工学系、芸術系、あるいはその両方やるところということがけっこう大きいと思っています。すでに専門の領域で物の見方をしっかり持っている人にゲームのデザインを教えるのはさほど難しくないので、ゲームクリエイターを育てるにしても基盤としての学問や芸術が大切という考えです。