サピエンスがスリルにハマるのは、「死を回避した!」という生存達成イベントに対し、進化が報酬として「気持ちよさ」を与えるように脳を作ったからだ。高い崖から落ちそうになって助かる。猛獣に追われて逃げ切る。嵐を生き延びる。……etc.
祖先たちにとってそれは、生存に直結する成功体験だった。きもちいい!
だから現代人は、その報酬だけを取り出そうとする。ジェットコースター、ホラー映画、バンジージャンプ。どれも本質的には「安全な環境で死を疑似体験し、生存報酬だけ受け取る装置」だ
だが、ときどき事故が起きる。
"わざと" 死にそうになりに行ったのに、"うっかり" 本当に死んでしまう。生存本能を利用して快感を得るつもりが、生存競争の敗者になってしまう。
進化が用意した報酬システムを利用するつもりが、その前提条件である「生きて帰る」を忘れてしまうというのは、あまりにマヌケすぎて笑いが込み上げてきそうになる。
──なるが、笑いとは「安心しろって、ヤバイのはいねえよ!」というサルの誤警報──(捕食者接近!みんな警戒しろ!→大丈夫、ただ風で茂みが揺れただけだったw)に起源するシステムなので、生き残って安全が確保されていたら笑えるが、マジで死んでたら笑えない。笑わせてくれよ・・・
JUST IN: 21-year-old dies after workers forget to attach safety rope and push her off 40-meter bridge in São Paulo’s Limeira, Brazil