自衛隊の待遇改善を訴えている小笠原理恵氏ですが、私はこの人が大嫌いだ。同氏は「トイレットペーパー自腹」など「自衛官の待遇悪」をセンセーショナルに強調しているが、元自衛官の私の目から見れば過度に自衛隊を貶めているようにしか見えない。私は、30年間陸上自衛隊で勤務したがトイレットペーパーを自分の金で買ったことは一度も無い。特別職国家公務員の自衛官が、消耗品のトイレットペーパーを自分の金で買うわけがないではないか。(個々の特別な事情があって、そういう事実があるのなら、特例として書くべきであって総括するべきではない。
もし隊員が消耗品を買っているとしたらそれは、隊員がかってにやっていることだ。) 小笠原氏の主張の中には、たしかに事実もあるが、あまりにも誇張がひどい。ベッドもボロボロでまるで乞食のような生活をしているように言うが、今の陸上自衛隊の独身隊員で3等陸曹なら、個室あるいは二人部屋でテレビもパソコンも自由に使える。(ただし駐屯地によって違いはありますが、平成12年の時点で独身隊員の処遇は劇的に改善されている。)
なお自衛隊の処遇改善について、小笠原氏はあたかも自分が政府関係者に働きかけをして、尽力したかのように自画自賛して書いてあるが、それにも首をかしげる。なぜなら陸上自衛隊の場合ですが自衛隊の処遇改善は各部隊の実務担当者が毎年12月頃に上級部隊に提出する『業務別要望』が原動力である。私も第2教育団で勤務している当時は単身赴任ということもありましたが、11月~12月にかけて夜8時9時まで残業しました。
全国の自衛隊の実務担当者が心血を注いで処遇改善を上級部隊に具申した結果が処遇改善に結び付いたのだ。小笠原氏が本当に自衛隊の処遇改善を望んでいるのなら自分の功績の自慢ばかりするのは、自衛官個々の努力をかえって目立たなくしている。くりかえしますが自衛隊の処遇改善の原動力となったのは、正確に隊務分析を行い上級部隊に対して適切な具申を行った自衛隊の実務担当者や各級指揮官の功績である。自衛官の功績を独り占めしないで貰いたい。 さらに小笠原氏が本気で自衛隊の待遇改善を訴えているのなら、2020年、河野太郎防衛大臣が行った自衛隊内のパワハラ・いじめ処分の厳格化をなぜ批判しないのか?あの改正によって縦社会のはずの自衛隊で、陸曹が陸士を指導しずらくなった。明らかに自衛隊を弱体化させた愚策です。本当に自衛隊のことを心配しているのなら自衛隊を弱体化させているセクハラ処分の厳格化の改善を強く訴え続けるべきだ。 部外者だから制度のことに首を突っ込めないというのなら、自衛隊のベッドや自衛隊官舎の写真など自衛官の私生活を暴露しすぎるのは自衛隊のプラスにはならない。(しかも誇張が多く時系列で見ると正しくない。指摘する場合は、”○○年○月○日の時点でこの状態です”と、時系列を正しく書くべきだ。)
しかも、小笠原氏が保守だというのなら日本保守党の代表と副代表をディスるのも不自然だ。しかも政策論争ではなく、『皇室典範話題(日本保守党)放送中に中華モグモグ』という全く政策に関係のない陳腐なネタで叩いている。 また小笠原氏は、次のようなツイートもしている。 ➠日本保守党、有本香氏についてさらに知りたい方は 元川西市議中曽ちづ子氏のタイムラインを読むと良いかと思う。この内容の一部は以下の記事になったはず。『WiLL』2025年6月号に掲載された記事タイトル:有本さんって、右? 左? 日本保守党を批判するのなら党の執行部が露骨な誹謗中傷をしている場合や政策の不備を批判するべきだと思うがいかがですか。まんじゅうを食ったかどうかは知りませんが、あまりにも批判のレベルが低すぎる。それでは野党の国会質疑と同じではありませんか。 私の方が聞きたい。小笠原さん、あなたこそ、右なのか左なのか?どっちなのだ。
件の表示最終更新午前5:57 · 2026年6月13日·1,834