イタリア在住者として言うが、イタリアでの献花は、これまでの日本の首相としては初めての事例だ。私の記憶にもない。高市首相が初めてだと思う。日伊関係の深化と戦没者への敬意を示しているし、国際的に日本の姿勢を象徴している。
「君の国の首相が献花をしてくれた」と、イタリア人から在住邦人への接し方も雰囲気も日本と日本人に対する印象も良くなるので、とてもありがたいと感じた。
それとね、いっとくけと、平和は願うだけでは維持されるものではない。戦争の犠牲と代償を社会が記憶し続けることが、軽々しく戦争を選ばないための歯止めになるんだ。
戦没者を追悼することは、戦争を美化することとは本質的に異なる。
ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカなど多くの国が、毎年公式に戦没者を追悼しているが、それらは「戦争の悲劇を記憶し、二度と繰り返さない」という誓いの一部だ。
そういう意味だってことを知らずに「美化する態度が戦争を生む」と言うのは違うと思う。
逆に、「追悼しない態度」が平和を生むかというと、そんな根拠はどこにもないだろ。
戦没者への敬意と平和への決意、防衛への備えは対立する概念じゃない。
私、難しいこと言ってないけど、わかったかな?
戦死を、国家のために命を捧げたなどと「美化する態度」こそが、過去に人を戦争に巻き込んできたのだと思います。
その態度は、また未来の犠牲者を生み出す土壌をつくるのだと思います。