📷 後処理で直せないから現場でやっておくこと5選
「RAWで撮ってるから現像でなんとかなる」と思っていませんか?実はどうにもならないことが結構あります。
▶ 1|ピント
ソフトウェアでシャープネスを上げることはできますが、外れたピントは戻せません。特に動く被写体や開放付近での撮影は、その場で拡大確認する習慣をつけてください。
▶ 2|ブレ
手ブレも被写体ブレも、現像では修正できません。シャッタースピードが足りているか、ISOを上げてでも速度を確保する判断が現場で必要です。
▶ 3|水平・垂直
トリミングや変形で多少は直せますが、特に広角レンズで傾いて撮ると垂直線のパースがずれて、補正しても不自然な歪みが残りやすいです。広角を使うときほど、現場で水平・垂直を丁寧に合わせる意識が必要です。カメラの電子水準器を使うのが一番手っ取り早いです。
▶ 4|光のタイミング
マジックアワーの色、木漏れ日、そのとき限りの光は再現できません。現像で色温度や色味は調整できますが、光そのものの質感は撮った瞬間に決まります。
▶ 5|白飛び・黒潰れ
RAWであればある程度は救えますが、完全に飛んだハイライト、完全に潰れたシャドウは情報がゼロなので復元不可能です。ヒストグラムを確認しながら撮る習慣が大切です。
現像は「撮った写真を良く見せる」ための作業であって、「失敗をなかったことにする」ための作業ではないです。現場の精度が上がると、現像も楽になります。