辺野古の出来事が政府と文科省によって事故検証を超えた形で歪められ、民主主義の根を刈り、芽をすり潰すための道具に変えられているが、沖縄に対する差別と横暴の行き着く果てに現在の事象があることを、比嘉慂さんのこの一冊からも十分に学びとることが出来る。ずっと同じ事が繰り返されているのだ。
比嘉慂さん「カジムヌガタイ」ちくま文庫版に帯コメントを寄せました。
過去にも幾度か紹介しましたが、沖縄が抱える光と影の全てを描き出す比嘉さんの傑作漫画の数々は、僕にとって虚飾ではない歴史へと立ち返るための最初の扉であり、人生の中で最愛の音楽と並ぶものです。ぜひ手に取って頂けたら。