(株)STROKE LAB 代表取締役 東京/大阪 自費リハビリ施設 起業10周年/YouTube2ch登録 計10万人/ 新著「パーキンソン病の機能促進」「脳の機能解剖とリハビリテーション」 「脳卒中の機能回復」「脳卒中の動作分析」他 3冊翻訳, 作業療法士,文京区,ギター,長崎出身

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📖 執筆のお知らせ このたび、PTジャーナル2025年10月号に 「多発性脳梗塞によるパーキンソニズムと理学療法」 について寄稿させていただきました。 記事では、パーキンソン病と脳血管性パーキンソニズムの違いを整理した上で、実際の症例に対して筋電図を用いた介入前後の変化を客観的に提示しています。 「臨床で迷いやすいテーマを、どう評価・どう捉えるか」に焦点を当てた内容になっていますので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。 #理学療法ジャーナル #PTジャーナル #医学書院 #パーキンソン病 #脳血管性パーキンソニズム
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【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:清水 📚テーマ:【麻痺側上肢・胸椎の伸展パターンの軽減により、歩行時の麻痺側下肢の荷重量が増加した症例】 発症から8年が経過した視床出血の症例。 上下肢ともに重度の感覚障害があり、歩行時には強い伸展パターンが出現していました。 装具と杖を使用した歩行では、麻痺側立脚期に足趾の過伸展と足関節内反が生じ、麻痺側下肢へ十分に荷重できない状態でした。 今回の介入で着目したのは、下肢だけでなく、麻痺側上肢と上部胸椎の伸展パターンです。 歩行時、麻痺側肩甲骨は挙上・後退しやすく、胸椎も伸展方向へ固定されていました。その影響で重心が後方に残り、麻痺側下肢へ身体を預けにくい状態になっていたと考えられます。 介入では、麻痺側上肢の知覚と肩甲骨のプロトラクションを促すために、座位でお腹の前で両腕を抱え、自分のお腹をさするような運動を行いました。 この時、「お腹が痛い時にさするように」と、過去の身体経験を想起しながら自己接触の感覚を入力することがポイントでした。 その結果、麻痺側上肢の伸展パターンが軽減し、胸椎の屈曲も誘導しやすくなりました。 この上半身の条件が整った状態で、座位で骨盤への荷重練習を行うことで、麻痺側下肢への荷重がスムーズになりました。 介入後は、歩行時の麻痺側下肢への荷重量が増加し、歩行リズムと歩幅も改善。荷重できるようになったことで、足趾の過伸展も軽減しました。 歩行における麻痺側荷重の乏しさは、下肢の支持性や足部アライメントだけでなく、上肢・胸郭の伸展固定によっても制限されます。 特に重度感覚障害を伴う症例では、身体認知の曖昧さや恐怖心が過剰な姿勢固定を生み、結果として歩行の自由度を奪っていることがあります。 今回の症例を通して、情動・身体認知・姿勢制御をつなげて評価し、介入する重要性を改めて感じました。
【今週から週2回、業務内時間で勉強会を増やしました。 今回のテーマは「セラピー中の言語イメージ」についてです。 普段、私たちが何気なく行っている「声かけ」ですが、実は「時間的側面」「空間的側面」「言語イメージ」という3つの軸から構成されています。 一つ目の「時間的側面」は、いつ注意を向けるかです。 動作中に「今どうなっていますか?」と問えば現状のモニタリングが働き、動作直後の「今どうでしたか?」という過去への声かけは成功パターンの強化に。また、「次はどうしますか?」と運動直前に未来へ意識を向ける声かけは、運動の準備領域を活性化させます。このタイミングの使い分けが効果に直結するため、動作中の声かけには細心の注意が必要です。 二つ目の「空間的側面」は、どこに注意を向けるかです。 自身の身体に向ける「内的フォーカス」と、床など外に向ける「外的フォーカス」では、活性化する回路が異なります。特にパーキンソン病の方には外的フォーカスが有効であり、セラピスト自身の事前の緻密な設計が求められます。 三つ目の「言語イメージ」は、何を見せるかという比喩の技術です。 単に「床を押して立って」と伝えるより、「氷の上を歩くように」などと比喩を加えることで、抽象的な運動が一気に具体的なイメージへ翻訳されやすく なります。 今回は、これらを踏まえた「言語イメージの10段階レベル」をロールプレイ形式で実践しました。 実際にやってみると、人によって言葉に詰まるレベルが異なり、スタッフそれぞれの課題がどこにあるのかが明確になりました。自分が普段無意識に行っている声かけが、どの軸にアプローチしているのかを自覚することが、セラピーの精度向上に繋がることを確認しました。 現場では、長年「ハンドリング」の技術が重視されがちでした。 しかし今回改めて、言葉を使った緻密なイメージの設計は、ハンドリングと同レベルに重要であるという認識をスタッフ間で共有しました。 この「声かけの技術」を日々の臨床や後輩指導を通して培っていくことが、結果としてセラピストの介入の質に大きな違いを生み出すと再確認できた機会となりました。
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金子唯史 | 東京•大阪 リハビリ施設| 脳神経書籍出版 retweeted
【今週から週2回、業務内時間で勉強会を増やしました。 今回のテーマは「セラピー中の言語イメージ」についてです。 普段、私たちが何気なく行っている「声かけ」ですが、実は「時間的側面」「空間的側面」「言語イメージ」という3つの軸から構成されています。 一つ目の「時間的側面」は、いつ注意を向けるかです。 動作中に「今どうなっていますか?」と問えば現状のモニタリングが働き、動作直後の「今どうでしたか?」という過去への声かけは成功パターンの強化に。また、「次はどうしますか?」と運動直前に未来へ意識を向ける声かけは、運動の準備領域を活性化させます。このタイミングの使い分けが効果に直結するため、動作中の声かけには細心の注意が必要です。 二つ目の「空間的側面」は、どこに注意を向けるかです。 自身の身体に向ける「内的フォーカス」と、床など外に向ける「外的フォーカス」では、活性化する回路が異なります。特にパーキンソン病の方には外的フォーカスが有効であり、セラピスト自身の事前の緻密な設計が求められます。 三つ目の「言語イメージ」は、何を見せるかという比喩の技術です。 単に「床を押して立って」と伝えるより、「氷の上を歩くように」などと比喩を加えることで、抽象的な運動が一気に具体的なイメージへ翻訳されやすく なります。 今回は、これらを踏まえた「言語イメージの10段階レベル」をロールプレイ形式で実践しました。 実際にやってみると、人によって言葉に詰まるレベルが異なり、スタッフそれぞれの課題がどこにあるのかが明確になりました。自分が普段無意識に行っている声かけが、どの軸にアプローチしているのかを自覚することが、セラピーの精度向上に繋がることを確認しました。 現場では、長年「ハンドリング」の技術が重視されがちでした。 しかし今回改めて、言葉を使った緻密なイメージの設計は、ハンドリングと同レベルに重要であるという認識をスタッフ間で共有しました。 この「声かけの技術」を日々の臨床や後輩指導を通して培っていくことが、結果としてセラピストの介入の質に大きな違いを生み出すと再確認できた機会となりました。
【週1回・少人数制スタッフ勉強会】 週1回の少人数制スタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「利用者様との対話と目標の共有」についてです。 利用者様の「歩きたい」という言葉の奥には、「誰とどこへ行きたいのか」といった日常を取り戻すための大切な願いが隠れています。しかし、その本当の想いを引き出し、共に目標を創り上げるためにはベースとなる「信頼関係」が欠かせません。信頼は人柄だけでなく、確かな「対話の技術」の積み重ねで築けるものであると再確認するため、今回のテーマに設定しました。 今回の勉強会では、初回の介入で信頼を築き、目標を設定するための「15の技術」に焦点を当てました。実際にスタッフ同士でロールプレイを行い、どう対話を進めれば安心してお話しいただけるのかを実践的に学びました。 ロールプレイを通してスタッフ間で改めて体感したのは、利用者様と「対話」し、「目標を共有・設定する」ことの重要性です。信頼関係がない状態では本当の願いをお話しいただくことは難しく、会話の技術を持って寄り添うことで、初めて見えてくる想いがあることを実感しました。 一人ひとりの利用者様の想いにしっかりと向き合い、最適な目標を一緒に創り上げていけるよう、今後もスタッフ一同「対話の技術」の研鑽を続けていきます。
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【週1回・少人数制スタッフ勉強会】 週1回の少人数制スタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「利用者様との対話と目標の共有」についてです。 利用者様の「歩きたい」という言葉の奥には、「誰とどこへ行きたいのか」といった日常を取り戻すための大切な願いが隠れています。しかし、その本当の想いを引き出し、共に目標を創り上げるためにはベースとなる「信頼関係」が欠かせません。信頼は人柄だけでなく、確かな「対話の技術」の積み重ねで築けるものであると再確認するため、今回のテーマに設定しました。 今回の勉強会では、初回の介入で信頼を築き、目標を設定するための「15の技術」に焦点を当てました。実際にスタッフ同士でロールプレイを行い、どう対話を進めれば安心してお話しいただけるのかを実践的に学びました。 ロールプレイを通してスタッフ間で改めて体感したのは、利用者様と「対話」し、「目標を共有・設定する」ことの重要性です。信頼関係がない状態では本当の願いをお話しいただくことは難しく、会話の技術を持って寄り添うことで、初めて見えてくる想いがあることを実感しました。 一人ひとりの利用者様の想いにしっかりと向き合い、最適な目標を一緒に創り上げていけるよう、今後もスタッフ一同「対話の技術」の研鑽を続けていきます。
【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「起き上がり動作(0〜30度)における上部体幹の屈曲と胸郭のコントロール」についてです。 臨床において、起き上がり初期の0〜30度に対する上位頸椎へのアプローチはよく行われますが、そこから繋がる胸骨や肋骨、胸椎の選択的な運動については、十分に評価や介入ができていないケースが多く見受けられます。 その結果、腹直筋などの表層筋に頼りすぎてしまったり、みぞおちのラインで腹圧が抜けて折れ曲がってしまったりする代償パターンが生じやすくなります。起き上がりにおいて、胸郭をどのように収縮させコントロールすべきかを改めて学ぶため、今回のテーマに設定しました。 今回の実技では、「胸椎が溶けていく」ような柔らかく分節的な動きを引き出す方法を深掘りしました。 具体的には、外に開きやすい肋骨を内側へ閉じる(インフレア)ように誘導し、下部胸郭の屈曲や肩甲骨の外転を促しながら起き上がっていく内容を実践しました。また、起き上がりは正面ではなく、斜め方向への回旋を伴いながら起きる動作が非常に重要となるため、回旋要素も踏まえたアプローチを行いました。 そして実技を通して改めて確認したのは、ただ単に腹部を押し込んだり、体幹を屈曲させたりすれば良いわけではないということです。 対象者の肋骨の形状や動きの癖に合わせて的確に誘導し、腹部に繋げた状態で繊細にコントロールする感覚が求められます。力任せの腹筋運動ではなく、胸郭一つ一つの柔軟性を引き出しながらコントロールすることが、過剰な代償を防ぐ鍵となります。さらに、セラピスト自身の胸郭や肩甲骨がより細かく動くことで、複雑なポジションにおいてもハンドリングやタッチの質が大きく向上していくことを再確認できました。 日々の臨床や自身のトレーニングを通して、この0〜30度の範囲における胸郭や肋骨の細かな感覚を積み重ねていくことが重要です。 表層の筋力に頼らない胸郭の選択的なコントロールが、結果的に全身の無駄のない姿勢制御へと繋がっていくことを、スタッフ間で改めて共有できた実技となりました。
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【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「起き上がり動作(0〜30度)における上部体幹の屈曲と胸郭のコントロール」についてです。 臨床において、起き上がり初期の0〜30度に対する上位頸椎へのアプローチはよく行われますが、そこから繋がる胸骨や肋骨、胸椎の選択的な運動については、十分に評価や介入ができていないケースが多く見受けられます。 その結果、腹直筋などの表層筋に頼りすぎてしまったり、みぞおちのラインで腹圧が抜けて折れ曲がってしまったりする代償パターンが生じやすくなります。起き上がりにおいて、胸郭をどのように収縮させコントロールすべきかを改めて学ぶため、今回のテーマに設定しました。 今回の実技では、「胸椎が溶けていく」ような柔らかく分節的な動きを引き出す方法を深掘りしました。 具体的には、外に開きやすい肋骨を内側へ閉じる(インフレア)ように誘導し、下部胸郭の屈曲や肩甲骨の外転を促しながら起き上がっていく内容を実践しました。また、起き上がりは正面ではなく、斜め方向への回旋を伴いながら起きる動作が非常に重要となるため、回旋要素も踏まえたアプローチを行いました。 そして実技を通して改めて確認したのは、ただ単に腹部を押し込んだり、体幹を屈曲させたりすれば良いわけではないということです。 対象者の肋骨の形状や動きの癖に合わせて的確に誘導し、腹部に繋げた状態で繊細にコントロールする感覚が求められます。力任せの腹筋運動ではなく、胸郭一つ一つの柔軟性を引き出しながらコントロールすることが、過剰な代償を防ぐ鍵となります。さらに、セラピスト自身の胸郭や肩甲骨がより細かく動くことで、複雑なポジションにおいてもハンドリングやタッチの質が大きく向上していくことを再確認できました。 日々の臨床や自身のトレーニングを通して、この0〜30度の範囲における胸郭や肋骨の細かな感覚を積み重ねていくことが重要です。 表層の筋力に頼らない胸郭の選択的なコントロールが、結果的に全身の無駄のない姿勢制御へと繋がっていくことを、スタッフ間で改めて共有できた実技となりました。
【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:中村 📚テーマ:「開きづらい手」から「開きやすい手」へー認知過程に着目した上肢介入ー 長期経過した脳血管障害の方で、袖口を掴む、物を持つなど、意図して指を開こうとすると筋緊張が高まり、手指が開きづらくなるケースを検討しました。 この難しさは、手指や前腕のバイオメカニクスだけでは説明しきれません。 重要だったのは、本人が麻痺側上肢をどのように感じ、どのように使えると予測しているかでした。 「この手は使いにくい」 「この場面では固くなって開かない」 こうした身体認知や予測は、運動出力や筋緊張の変化にも影響する可能性があります。 介入では、感覚・知覚を本人と共有しながら、どの場面で“使えない”と予測してしまうのか、感覚と運動のずれがどこにあるのかを整理しました。 普段あまり使っていなかった、手背を接地した後方での上肢支持やボディワイピングを通して、麻痺側上肢に対する「ここでも使える」という経験を重ねました。 その後の上肢課題では、指を開く場面で過剰な緊張が入りにくくなり、物品を持つ際にも手指が緩みやすい状態へ変化しました。 運動は、関節運動や筋活動だけで成立しているわけではありません。 「自分の身体をどう感じているか」 「その身体で何ができると予測しているか」 その認知過程まで含めて介入することで、長期経過例においても新たな運動学習の可能性が見えてきます。 今回の症例を通して、バイオメカニクスと認知過程の両面から手を捉える重要性を改めて感じました。
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【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:中村 📚テーマ:「開きづらい手」から「開きやすい手」へー認知過程に着目した上肢介入ー 長期経過した脳血管障害の方で、袖口を掴む、物を持つなど、意図して指を開こうとすると筋緊張が高まり、手指が開きづらくなるケースを検討しました。 この難しさは、手指や前腕のバイオメカニクスだけでは説明しきれません。 重要だったのは、本人が麻痺側上肢をどのように感じ、どのように使えると予測しているかでした。 「この手は使いにくい」 「この場面では固くなって開かない」 こうした身体認知や予測は、運動出力や筋緊張の変化にも影響する可能性があります。 介入では、感覚・知覚を本人と共有しながら、どの場面で“使えない”と予測してしまうのか、感覚と運動のずれがどこにあるのかを整理しました。 普段あまり使っていなかった、手背を接地した後方での上肢支持やボディワイピングを通して、麻痺側上肢に対する「ここでも使える」という経験を重ねました。 その後の上肢課題では、指を開く場面で過剰な緊張が入りにくくなり、物品を持つ際にも手指が緩みやすい状態へ変化しました。 運動は、関節運動や筋活動だけで成立しているわけではありません。 「自分の身体をどう感じているか」 「その身体で何ができると予測しているか」 その認知過程まで含めて介入することで、長期経過例においても新たな運動学習の可能性が見えてきます。 今回の症例を通して、バイオメカニクスと認知過程の両面から手を捉える重要性を改めて感じました。
【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:嘉数 📚テーマ:【情動−脳幹覚醒系が歩行に影響した症例】 「歩ける時」と「急に歩けなくなる時」があり、歩行能力に変動を認めた症例。 高次脳機能障害はなく、身体機能へのアプローチや、恐怖心を抑えるための安全な環境設定下での立位バランス練習を中心に介入していました。しかし、そのような介入だけでは歩行の安定性は十分に改善せず、単純な筋力低下やバランス障害だけでは説明しにくい歩行の波がありました。 そこで着目したのが、「情動−脳幹覚醒系」です。 ここでいう覚醒とは、単に「起きている/寝ている」という意識レベルではなく、歩行を開始するために必要な脳と身体の活動状態が整っているか、という意味です。 介入中の表情、自身の身体への興味・注意の向け方、さらに体幹の低緊張が持続している点に着目しました。 筋力やバランス能力の問題だけでなく、情動や覚醒水準の低下により、歩行開始に必要な姿勢筋緊張の準備状態が十分に形成されていない可能性が考えられました。 歩行開始には、下肢を動かす力だけでなく、動き出す前の姿勢セットやAPA(予測的姿勢制御)が必要です。 身体内部状態の予測や自律神経系の不安定さは、情動系を介して脳幹網様体や青斑核などの覚醒系、さらに姿勢筋緊張の調整に影響する可能性があります。 その結果、歩ける機能はあっても、歩行開始に必要な準備状態が整わず、「脚は動くのに歩き出せない」という状態が生じていたと考えました。 本症例では、環境設定を整えて歩行練習を反復するだけでなく、“できるADL課題”へ注意を向け、興味や成功体験を引き出すことが重要でした。 座位や立位での生活課題、目的のある動作を通して情動・覚醒系の活動を高めることで、結果として姿勢制御や歩行開始の安定性改善につながる可能性があります。 歩行を構成要素や身体機能だけで捉えず、情動、自律神経、覚醒水準、身体内部状態の予測という視点から再評価することの重要性を改めて感じた症例でした。
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【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:嘉数 📚テーマ:【情動−脳幹覚醒系が歩行に影響した症例】 「歩ける時」と「急に歩けなくなる時」があり、歩行能力に変動を認めた症例。 高次脳機能障害はなく、身体機能へのアプローチや、恐怖心を抑えるための安全な環境設定下での立位バランス練習を中心に介入していました。しかし、そのような介入だけでは歩行の安定性は十分に改善せず、単純な筋力低下やバランス障害だけでは説明しにくい歩行の波がありました。 そこで着目したのが、「情動−脳幹覚醒系」です。 ここでいう覚醒とは、単に「起きている/寝ている」という意識レベルではなく、歩行を開始するために必要な脳と身体の活動状態が整っているか、という意味です。 介入中の表情、自身の身体への興味・注意の向け方、さらに体幹の低緊張が持続している点に着目しました。 筋力やバランス能力の問題だけでなく、情動や覚醒水準の低下により、歩行開始に必要な姿勢筋緊張の準備状態が十分に形成されていない可能性が考えられました。 歩行開始には、下肢を動かす力だけでなく、動き出す前の姿勢セットやAPA(予測的姿勢制御)が必要です。 身体内部状態の予測や自律神経系の不安定さは、情動系を介して脳幹網様体や青斑核などの覚醒系、さらに姿勢筋緊張の調整に影響する可能性があります。 その結果、歩ける機能はあっても、歩行開始に必要な準備状態が整わず、「脚は動くのに歩き出せない」という状態が生じていたと考えました。 本症例では、環境設定を整えて歩行練習を反復するだけでなく、“できるADL課題”へ注意を向け、興味や成功体験を引き出すことが重要でした。 座位や立位での生活課題、目的のある動作を通して情動・覚醒系の活動を高めることで、結果として姿勢制御や歩行開始の安定性改善につながる可能性があります。 歩行を構成要素や身体機能だけで捉えず、情動、自律神経、覚醒水準、身体内部状態の予測という視点から再評価することの重要性を改めて感じた症例でした。
【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「頭頸部の側屈と回旋における運動連鎖」についてです。 下肢・体幹に比べて、頭頸部を触り慣れていないセラピストが多く、適切なハンドリングが難しい部位でもあります。 頭頸部を回旋した際、その動きに伴って同側への側屈が起こりやすくなります。さらに運動連鎖として、回旋側の肩甲骨は前方に移動し、胸郭も引き込まれ、骨盤にまで動きが波及していきます。 しかし、脳卒中片麻痺の方の場合、この連鎖が過剰な代償パターンとして現れることが多くあります。 例えば、頭頸部の動きに伴って麻痺側の肩甲骨が過剰に挙上・前傾し、胸郭が下がり、それが体幹の過剰な側屈に繋がっているケースです。 今回の実技では、こうした過剰な運動連鎖を外していくアプローチを深掘りしました。 具体的には、僧帽筋上部や肩甲挙筋から前方/後方への回旋を引き出し、まずは肩鎖関節の分離を促していきました。 臨床で多く見られるのは、大胸筋から肩甲骨を下方向に誘導後、すぐに肩甲胸郭関節へと移ってしまうパターンです。 しかし、土台が不安定な状態で動きを強要すると、関節への過剰な負担に繋がってしまいます。 そして実技を通して改めて確認したのは、ただ対象の筋肉をハンドリングすれば良いわけではないということです。 例えば姿勢が右に崩れている方に対しては、反対の手でしっかりと正中位へコントロールしながら介入するなど、対象者の全身の姿勢制御を伴わなければ、頭頸部の適切な分離を引き出すことはできません。 日々の臨床や自身のトレーニングを通して、頭頸部の感覚を積み重ねていくことが重要です。 頭頸部の筋を適切にコントロールできることが、結果的に下肢や骨盤など、他の部位への正確なアプローチにも繋がっていくことを、改めて共有できました。
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【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「頭頸部の側屈と回旋における運動連鎖」についてです。 下肢・体幹に比べて、頭頸部を触り慣れていないセラピストが多く、適切なハンドリングが難しい部位でもあります。 頭頸部を回旋した際、その動きに伴って同側への側屈が起こりやすくなります。さらに運動連鎖として、回旋側の肩甲骨は前方に移動し、胸郭も引き込まれ、骨盤にまで動きが波及していきます。 しかし、脳卒中片麻痺の方の場合、この連鎖が過剰な代償パターンとして現れることが多くあります。 例えば、頭頸部の動きに伴って麻痺側の肩甲骨が過剰に挙上・前傾し、胸郭が下がり、それが体幹の過剰な側屈に繋がっているケースです。 今回の実技では、こうした過剰な運動連鎖を外していくアプローチを深掘りしました。 具体的には、僧帽筋上部や肩甲挙筋から前方/後方への回旋を引き出し、まずは肩鎖関節の分離を促していきました。 臨床で多く見られるのは、大胸筋から肩甲骨を下方向に誘導後、すぐに肩甲胸郭関節へと移ってしまうパターンです。 しかし、土台が不安定な状態で動きを強要すると、関節への過剰な負担に繋がってしまいます。 そして実技を通して改めて確認したのは、ただ対象の筋肉をハンドリングすれば良いわけではないということです。 例えば姿勢が右に崩れている方に対しては、反対の手でしっかりと正中位へコントロールしながら介入するなど、対象者の全身の姿勢制御を伴わなければ、頭頸部の適切な分離を引き出すことはできません。 日々の臨床や自身のトレーニングを通して、頭頸部の感覚を積み重ねていくことが重要です。 頭頸部の筋を適切にコントロールできることが、結果的に下肢や骨盤など、他の部位への正確なアプローチにも繋がっていくことを、改めて共有できました。
【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:山川 📚テーマ:【足部アライメントからみた荷重感覚と下肢支持性】 本日のテーマは、片麻痺症例における「下肢支持性の改善」。 今回は特に、踵骨を含む足部アライメントと荷重感覚に着目しました。 症例は片麻痺で、表在感覚・深部感覚ともに中等度以上の感覚障害を認めており、屋外は金属支柱付き短下肢装具で歩行されていました。 評価では、踵骨回内を伴うアライメント不良、下腿三頭筋の過緊張、足部内在筋の硬さ・弱化があり、装具を外した際の立位で踵へ荷重する感覚や、歩行時のICでの踵接地が不十分でした。 その結果、足部から膝・股関節・体幹へとつながる姿勢連鎖が形成されにくく、大腿四頭筋・中殿筋・大殿筋・ハムストリングスなどの筋活動も引き出されにくい状態でした。 介入では、まず踵骨を含む足部・足根骨のアライメントを整え、下腿三頭筋の過緊張を抑制しながら背屈可動域を確保しました。 その上で、踵への荷重感覚を入れながら、座位から足部、膝、股関節へと連続する姿勢連鎖を意識し、筋活動を促通。さらに立ち上がり動作の中で、踵への荷重感覚を明確にしながら、足部から体幹までの運動連鎖を再構築していきました。 結果として、立位での荷重感覚が改善し、股関節周囲筋や大腿部の筋収縮も本人が知覚しやすくなりました。歩行ではICで踵接地が出やすくなり、立脚期での下肢支持性、上肢の連合反応にも変化がみられました。 今回改めて重要だと感じたのは、アライメントを整えるだけでも、ただ単に運動を繰り返すだけでも不十分だということです。 骨・関節・筋の条件を整えた上で、それを膝関節、股関節、体幹へとつながる連鎖の中で各関節が協調しながら筋活動を促通できるかどうか。 臨床では、この「構造を整えること」と「機能的な運動へ結びつけること」の接続が非常に重要です。
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【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:山川 📚テーマ:【足部アライメントからみた荷重感覚と下肢支持性】 本日のテーマは、片麻痺症例における「下肢支持性の改善」。 今回は特に、踵骨を含む足部アライメントと荷重感覚に着目しました。 症例は片麻痺で、表在感覚・深部感覚ともに中等度以上の感覚障害を認めており、屋外は金属支柱付き短下肢装具で歩行されていました。 評価では、踵骨回内を伴うアライメント不良、下腿三頭筋の過緊張、足部内在筋の硬さ・弱化があり、装具を外した際の立位で踵へ荷重する感覚や、歩行時のICでの踵接地が不十分でした。 その結果、足部から膝・股関節・体幹へとつながる姿勢連鎖が形成されにくく、大腿四頭筋・中殿筋・大殿筋・ハムストリングスなどの筋活動も引き出されにくい状態でした。 介入では、まず踵骨を含む足部・足根骨のアライメントを整え、下腿三頭筋の過緊張を抑制しながら背屈可動域を確保しました。 その上で、踵への荷重感覚を入れながら、座位から足部、膝、股関節へと連続する姿勢連鎖を意識し、筋活動を促通。さらに立ち上がり動作の中で、踵への荷重感覚を明確にしながら、足部から体幹までの運動連鎖を再構築していきました。 結果として、立位での荷重感覚が改善し、股関節周囲筋や大腿部の筋収縮も本人が知覚しやすくなりました。歩行ではICで踵接地が出やすくなり、立脚期での下肢支持性、上肢の連合反応にも変化がみられました。 今回改めて重要だと感じたのは、アライメントを整えるだけでも、ただ単に運動を繰り返すだけでも不十分だということです。 骨・関節・筋の条件を整えた上で、それを膝関節、股関節、体幹へとつながる連鎖の中で各関節が協調しながら筋活動を促通できるかどうか。 臨床では、この「構造を整えること」と「機能的な運動へ結びつけること」の接続が非常に重要です。
先日の【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「運動連鎖と、安定したハンドリングのためのセラピスト自身の身体軸」についてです。 ハンドリングの場面では、「スタビリティ(安定)」と「モビリティ(運動)」の関係性をよく使います。 例えば、側臥位で上肢や下肢を固定しながら、もう片方の手で骨盤を動かすといった場面です。 しかし実際の臨床では、骨盤を動かすことに意識が向くあまり、反対側の固定しているはずの手が徐々に緩んでしまう(安定性が抜けてしまう)という現象が起こりがちです。 このような時、多くの場合「緩んでしまった手をただ強く押し込んで固定する」ということをしてしまいますが、それでは本質的な解決にはなりません。 今回の実技で深掘りしたのは、緩んだ側を意識的に押すのではなく、「動かしている側の運動を拡大させることで、セラピスト自身の姿勢制御を高める」ことです。 実際に実技を通して、セラピスト自身が身体の軸を崩さずに動かす範囲を徐々に広げていくと、反対側の「固定する力(安定性)」が自然と高まっていくことを体感しました。 相手の安定した運動連鎖を引き出すためには、まずセラピスト自身が自分の身体軸を調整し、姿勢の崩れや緊張の抜けに気づきながらコントロールする能力が求められます。 自身の身体軸がブレずに持続的に安定できるからこそ、利用者さんに新しい身体感覚が伝わり、よりダイナミックな動きに繋げられるようになります。 セラピスト自身の身体軸を高めることが、結果として利用者さんの動作をより良くしていくための土台になることを、改めて確認できました。
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金子唯史 | 東京•大阪 リハビリ施設| 脳神経書籍出版 retweeted
YouTube Live めっちゃ面白かった🙌 「臨床スタイルを変化させていく」 決して 誰かの真似ではなく ″こういう反応が欲しい″ そのために道具や環境、声かけまで 細部にわたり意識し変化させているという メッセージがとても伝わった! 新書籍の″脳卒中の動作攻略″ とても楽しみすぎる😊
今から大阪でライブします。 基礎ハンドリングコースが先程終わり、 頭頸部に対する介入を受講生の方々と共有できました。 ライブはアーカイブには残しません💦 m.youtube.com/live/GSzgw6Y5M…
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先日の【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「運動連鎖と、安定したハンドリングのためのセラピスト自身の身体軸」についてです。 ハンドリングの場面では、「スタビリティ(安定)」と「モビリティ(運動)」の関係性をよく使います。 例えば、側臥位で上肢や下肢を固定しながら、もう片方の手で骨盤を動かすといった場面です。 しかし実際の臨床では、骨盤を動かすことに意識が向くあまり、反対側の固定しているはずの手が徐々に緩んでしまう(安定性が抜けてしまう)という現象が起こりがちです。 このような時、多くの場合「緩んでしまった手をただ強く押し込んで固定する」ということをしてしまいますが、それでは本質的な解決にはなりません。 今回の実技で深掘りしたのは、緩んだ側を意識的に押すのではなく、「動かしている側の運動を拡大させることで、セラピスト自身の姿勢制御を高める」ことです。 実際に実技を通して、セラピスト自身が身体の軸を崩さずに動かす範囲を徐々に広げていくと、反対側の「固定する力(安定性)」が自然と高まっていくことを体感しました。 相手の安定した運動連鎖を引き出すためには、まずセラピスト自身が自分の身体軸を調整し、姿勢の崩れや緊張の抜けに気づきながらコントロールする能力が求められます。 自身の身体軸がブレずに持続的に安定できるからこそ、利用者さんに新しい身体感覚が伝わり、よりダイナミックな動きに繋げられるようになります。 セラピスト自身の身体軸を高めることが、結果として利用者さんの動作をより良くしていくための土台になることを、改めて確認できました。
【STROKE LAB 実技朝練】 📚テーマ:【神経活動を引き出すハンドリングの持久力】 昨日は月1回の僕担当、朝練を実施しました。 今回は、側臥位での股関節伸展コントロールを実技の題材とした、ハンドリングにおける「時間的側面」です。 その中でも今回重視したのは、ハンドリングにおける【持久力】です。 股関節伸展、回旋、螺旋的な動きを、必要な筋活動を保ちながら、リズムを用いてどれだけ持続できるか。 5分、10分、15分。 セラピストが手を休めず、細かいハンドリングを続けながら、利用者さんの反応や運動出力を引き出し続けられるか。 ここには、単なる技術だけでなく、セラピスト自身の持久力や身体の使い方も求められます。 股関節伸展や屈曲の感覚にフォーカスすることはもちろん大事です。 ただ、それを数回、数分で終わらせるのではなく、螺旋やリズムなど細かいハンドリングをどれだけ持続できるか。 特に反応が出にくい、神経系の反応が立ち上がりにくい方には、この「動かし続ける」ハンドリングが、神経活動を促通するうえで重要になると僕自身肌で感じています。 自費リハビリでは、細かいハンドリングの質に加えて、それを持続できるセラピストの力量も問われます。 だからこそ、普段から自分の身体をつくっておくことも臨床技術の一部だと感じます。
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今から大阪でライブします。 基礎ハンドリングコースが先程終わり、 頭頸部に対する介入を受講生の方々と共有できました。 ライブはアーカイブには残しません💦 m.youtube.com/live/GSzgw6Y5M…
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【STROKE LAB 実技朝練】 📚テーマ:【神経活動を引き出すハンドリングの持久力】 昨日は月1回の僕担当、朝練を実施しました。 今回は、側臥位での股関節伸展コントロールを実技の題材とした、ハンドリングにおける「時間的側面」です。 その中でも今回重視したのは、ハンドリングにおける【持久力】です。 股関節伸展、回旋、螺旋的な動きを、必要な筋活動を保ちながら、リズムを用いてどれだけ持続できるか。 5分、10分、15分。 セラピストが手を休めず、細かいハンドリングを続けながら、利用者さんの反応や運動出力を引き出し続けられるか。 ここには、単なる技術だけでなく、セラピスト自身の持久力や身体の使い方も求められます。 股関節伸展や屈曲の感覚にフォーカスすることはもちろん大事です。 ただ、それを数回、数分で終わらせるのではなく、螺旋やリズムなど細かいハンドリングをどれだけ持続できるか。 特に反応が出にくい、神経系の反応が立ち上がりにくい方には、この「動かし続ける」ハンドリングが、神経活動を促通するうえで重要になると僕自身肌で感じています。 自費リハビリでは、細かいハンドリングの質に加えて、それを持続できるセラピストの力量も問われます。 だからこそ、普段から自分の身体をつくっておくことも臨床技術の一部だと感じます。
【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、実際の症例動画を通した「ハンドリングにおける空間軸について」です。 今回の症例は、麻痺側の手で手袋をはめることを目標とされている方です。麻痺側の母指が内側に引き込まれて、手袋に指を入れる際に母指と示指が同じ穴に入ってしまうという課題がありました。 こうした動作を分析し介入する上で重要になるのが「空間軸」の視点です。 実際のセラピー場面において、この空間軸の課題は多様な現象として表れてきます。 例えば、リーチの軌道が曲がることや、動作中にアライメントが崩れてしまうことなどが挙げられます。 また、手掌で触れても指先で触れても同じ連鎖パターンになってしまうことや、体幹筋の先行活動が近位部に限局することも、空間軸のズレによるものです。 これまでは、手内在筋を単独で鍛えたり、母指のCM関節を広げたりと、各部位ごとに区切った局所的なアプローチになりがちでした。 しかし今回の実技では、これらの空間軸のズレを評価しながら、手指から肘、そして肩甲骨まで繋げて動作を引き出すための介入について深掘りしました。 実際の症例動画でも、各部位を連動させたアプローチの結果、親指と人差し指が分節的に働き、時間はかかってもご自身で手袋をはめられるようになった変化を確認できました。 これらの課題に対して適切な運動を引き出していくためには、単に課題を設定するだけでは不十分です。 今回の実技を通じて一番の学びとなったのは、セラピスト自身の繊細な手の使い方です。 セラピスト自身が手内在筋を適切に使うことができなければ、利用者さんの手指への細かなアプローチや、局所の動きを全身へと波及させていくことは困難だと実感しました。 単一の関節だけでなく中枢まで連動させたアプローチと、それを可能にするセラピスト自身のハンドリングを高めていくことが、利用者さんのADLをより良くしていくための土台になることを、改めて確認できた実技となりました。
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金子唯史 | 東京•大阪 リハビリ施設| 脳神経書籍出版 retweeted
2023年の出版以来、好評の『脳卒中の機能回復』(金子唯史先生 @thinkable77)の韓国語版が出版されました🎉 単なる運動を超えた自主トレの新しい形を提示。YouTube動画連携し、現場で使える知識が詰まっています📺 韓国の療法士の皆様にも、患者さんと繋がる一冊として活用いただけると嬉しいです🤝
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『脳卒中の動作分析』に続き、 『脳卒中の機能回復』の韓国版翻訳書が本日届きました。 日本で積み重ねてきた臨床や教育の内容が、言語を越えて韓国の療法士の方々や患者様、そのご家族に届いていくことを思うと、本当に感慨深い気持ちになります。 臨床の現場では、国が違っても、 「少しでも良くなりたい」 「もう一度できるようになりたい」 という願いは共通だと感じています。 STROKE LABとして日々積み重ねてきた試行錯誤や、仲間たちと共有してきた知識が、このような形で海外へ広がっていくことに、心から感謝しています。 韓国にはまだ行ったことがありませんが、いつか現地の療法士の方々と直接お会いし、臨床について語り合える日が来たら嬉しいです。 ここまで支えてくださった読者の皆様、臨床家の皆様、出版社の皆様、本当にありがとうございます。 これからも、日本だけでなく、アジア全体のリハビリテーションに少しでも貢献できるよう挑戦を続けていきます。
【ご報告】 この度、私の著書【脳卒中の動作分析】 台湾の出版社「晨星出版」より翻訳出版されることになりました。 これで本書は 日本・韓国・中国に続き、4カ国目の展開となります。 国が変わっても ・動作分析の本質 ・神経系へのアプローチ ・臨床での再現性 は共通です。 STROKE LABで積み上げてきた臨床が、 こうして海外にも届き始めていることを嬉しく思います。 引き続き、日本発のリハビリの価値を 世界に届けていきます。
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【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、実際の症例動画を通した「ハンドリングにおける空間軸について」です。 今回の症例は、麻痺側の手で手袋をはめることを目標とされている方です。麻痺側の母指が内側に引き込まれて、手袋に指を入れる際に母指と示指が同じ穴に入ってしまうという課題がありました。 こうした動作を分析し介入する上で重要になるのが「空間軸」の視点です。 実際のセラピー場面において、この空間軸の課題は多様な現象として表れてきます。 例えば、リーチの軌道が曲がることや、動作中にアライメントが崩れてしまうことなどが挙げられます。 また、手掌で触れても指先で触れても同じ連鎖パターンになってしまうことや、体幹筋の先行活動が近位部に限局することも、空間軸のズレによるものです。 これまでは、手内在筋を単独で鍛えたり、母指のCM関節を広げたりと、各部位ごとに区切った局所的なアプローチになりがちでした。 しかし今回の実技では、これらの空間軸のズレを評価しながら、手指から肘、そして肩甲骨まで繋げて動作を引き出すための介入について深掘りしました。 実際の症例動画でも、各部位を連動させたアプローチの結果、親指と人差し指が分節的に働き、時間はかかってもご自身で手袋をはめられるようになった変化を確認できました。 これらの課題に対して適切な運動を引き出していくためには、単に課題を設定するだけでは不十分です。 今回の実技を通じて一番の学びとなったのは、セラピスト自身の繊細な手の使い方です。 セラピスト自身が手内在筋を適切に使うことができなければ、利用者さんの手指への細かなアプローチや、局所の動きを全身へと波及させていくことは困難だと実感しました。 単一の関節だけでなく中枢まで連動させたアプローチと、それを可能にするセラピスト自身のハンドリングを高めていくことが、利用者さんのADLをより良くしていくための土台になることを、改めて確認できた実技となりました。
【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「ハンドリングにおける時間軸について」です。 ここでいう「時間軸」とは、単に動作の速さではありません。 「いつ動き始めるか」「一定のリズムで動けるか」「どのくらい姿勢を保てるか」などの、運動における時間のコントロールのことです。 実技では、この時間軸に対する評価や介入について、4つの項目に分けて一つ一つ確認を行いました。 リーチ動作などでテンポが崩れる(動きがばらつく)現象に対して呼気と動作開始を一致させて等速で誘導することや、動き出しが遅い方に対して「初動を強調させる」ような誘導で収縮のタイミングを調整すること、姿勢を維持し続けるための「持続のタッチ」、そして「呼吸と運動を同調」させることなど、それぞれ視点の違う時間軸のアプローチについて深掘りしました。 これらの時間軸の課題に対して適切な運動を引き出していくためには、単に課題を設定するだけでは不十分です。 セラピスト自身の重心制御や、細かな関節位置のコントロールといった技術が不可欠になります。 普段の臨床から、持続圧や言語の誘導、リズムなどを意識しているかどうかが、実際の場面での正確な介入につながります。 これらの実技を通じて改めて確認したのは、セラピストのハンドリング一つで相手の反応が変わるということです。 今回の内容は普段のセラピーに通じる本質的な部分であり、動作をより良くしていくための土台になることを、改めて確認できました。
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【週1回・少人数制スタッフ実技】 週1回の実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、「ハンドリングにおける時間軸について」です。 ここでいう「時間軸」とは、単に動作の速さではありません。 「いつ動き始めるか」「一定のリズムで動けるか」「どのくらい姿勢を保てるか」などの、運動における時間のコントロールのことです。 実技では、この時間軸に対する評価や介入について、4つの項目に分けて一つ一つ確認を行いました。 リーチ動作などでテンポが崩れる(動きがばらつく)現象に対して呼気と動作開始を一致させて等速で誘導することや、動き出しが遅い方に対して「初動を強調させる」ような誘導で収縮のタイミングを調整すること、姿勢を維持し続けるための「持続のタッチ」、そして「呼吸と運動を同調」させることなど、それぞれ視点の違う時間軸のアプローチについて深掘りしました。 これらの時間軸の課題に対して適切な運動を引き出していくためには、単に課題を設定するだけでは不十分です。 セラピスト自身の重心制御や、細かな関節位置のコントロールといった技術が不可欠になります。 普段の臨床から、持続圧や言語の誘導、リズムなどを意識しているかどうかが、実際の場面での正確な介入につながります。 これらの実技を通じて改めて確認したのは、セラピストのハンドリング一つで相手の反応が変わるということです。 今回の内容は普段のセラピーに通じる本質的な部分であり、動作をより良くしていくための土台になることを、改めて確認できました。
昨日は月1回の僕担当、朝練を実施しました。 今回の実技は「側屈」の再定義です。 屈曲・伸展・回旋は臨床でも介入のアイディアが豊富で、狙いどころも比較的イメージしやすい。一方で側屈は、「体幹を横に倒す」「重心を左右に移す」といった形だけを真似ても、動きの質が上がらなかったり、立位や歩行につながらなかったりして、盲点になりやすい要素です。 ポイントは、身体の「正中線」をどう再構築するかです。ここでいう側屈は、それ自体が空間認知を“作る”というより、側屈を用いた介入を通して、正中線の再定位や左右の荷重配分の再学習を助ける、という役割として整理しました。プッシャーやSPV/SVVのズレ、そしてパーキンソン病のピサ症候群のように「身体が側方へずれていく」現象も、まずはこの正中線と荷重の作り方から見直す必要があります。 もう一つ大事なのが、「身体図式」と「運動表象」の視点です。視空間テスト(例:コース立方体組み合わせテスト)で大きな問題が出なくても、側方移動や「一歩横に出す」といった運動になると急に破綻することがあります。これは、視空間情報を手がかりに「その場で身体をどう組み立てて動かすか」という運動再現の精度が落ちている可能性がある、ということです。ピサ症候群やすくみ足が強い方では、こうした側方への運動再現が不安定になりやすい“可能性があり”、側屈の介入が難しく感じられる一因になります。 だからこそ今回の実技では、側屈を「正中線」「空間認知」「荷重配分」をセットで再構築する課題として扱い、立位から歩行につながる形まで落とし込みました。
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昨日は月1回の僕担当、朝練を実施しました。 今回の実技は「側屈」の再定義です。 屈曲・伸展・回旋は臨床でも介入のアイディアが豊富で、狙いどころも比較的イメージしやすい。一方で側屈は、「体幹を横に倒す」「重心を左右に移す」といった形だけを真似ても、動きの質が上がらなかったり、立位や歩行につながらなかったりして、盲点になりやすい要素です。 ポイントは、身体の「正中線」をどう再構築するかです。ここでいう側屈は、それ自体が空間認知を“作る”というより、側屈を用いた介入を通して、正中線の再定位や左右の荷重配分の再学習を助ける、という役割として整理しました。プッシャーやSPV/SVVのズレ、そしてパーキンソン病のピサ症候群のように「身体が側方へずれていく」現象も、まずはこの正中線と荷重の作り方から見直す必要があります。 もう一つ大事なのが、「身体図式」と「運動表象」の視点です。視空間テスト(例:コース立方体組み合わせテスト)で大きな問題が出なくても、側方移動や「一歩横に出す」といった運動になると急に破綻することがあります。これは、視空間情報を手がかりに「その場で身体をどう組み立てて動かすか」という運動再現の精度が落ちている可能性がある、ということです。ピサ症候群やすくみ足が強い方では、こうした側方への運動再現が不安定になりやすい“可能性があり”、側屈の介入が難しく感じられる一因になります。 だからこそ今回の実技では、側屈を「正中線」「空間認知」「荷重配分」をセットで再構築する課題として扱い、立位から歩行につながる形まで落とし込みました。
先日の【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:石井 📚テーマ:【back knee改善に向けた大腿四頭筋活動と運動連鎖の再構築】 発症から20年が経過した慢性期片麻痺症例。 歩行では、立脚初期から膝関節を過伸展位で固定するback kneeがみられました。背景には、大腿四頭筋・中殿筋・体幹筋の廃用性筋力低下、下腿三頭筋の短縮による足関節背屈制限がありました。 特に大腿四頭筋の筋出力低下により、膝を軽度屈曲位で制御しながら支持することが難しく、足関節背屈制限や麻痺側への荷重不足も重なって、膝をロックして支える戦略になっていたと考えられます。 まず大腿四頭筋の活動を引き出すと、即時的には膝を軽度屈曲位で支える反応がみられました。しかし歩行場面では定着しにくく、キャリーオーバーは乏しい状態でした。 ここで重要だったのは、「なぜ引き出した大腿四頭筋の活動が歩行で使われないのか」を考えることです。 歩行分析では、遊脚期から立脚初期にかけて、骨盤の過剰な引き上げ、胸椎の伸展固定、肩甲骨の後方偏位が残存していました。つまり、麻痺側下肢の上に身体重心を滑らかに移動できず、大腿四頭筋が機能的に働く前に、膝を骨性ロックで支えていたと考えられます。 そこで介入では、大腿四頭筋の筋活動を歩行へつなげるために、まず麻痺側へ体重を乗せやすい身体環境を整えることを重視しました。 肩甲帯の過剰な後方固定を緩め、胸郭の可動性を引き出すことで、体幹が一塊に固まらず、麻痺側へ重心移動しやすい状態を作りました。さらに、麻痺側坐骨や足底への荷重感覚を明確にし、本人が「どこに体重が乗っているのか」を認識しやすい状況を設定しました。 その上で立ち上がりや荷重練習を行うと、麻痺側下肢へ重心が乗りやすくなり、大腿四頭筋は膝をロックするためではなく、軽度屈曲位で支持するために活動しやすくなりました。 back kneeは「膝の問題」だけではなく、足関節背屈制限、体幹の側方安定性、肩甲帯・胸郭の固定、麻痺側への荷重感覚などが複合的に関与します。 大切なのは、膝をロックしなくても支えられる身体条件を作ること。 局所の筋出力と全身の運動連鎖をつなげて評価する重要性を再確認した症例でした。
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冬発売! 【脳卒中の動作攻略】 最後の章となる 症例介入 なんとか5名の方々にご協力頂き、 書き切りました。 わずか10ページですが、 かなり密度の濃い内容です。 ここ半年の間で介入した症例の方々を ショート動画も含めて提示します。 ご協力、本当にありがとうございました。
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先日の【STROKE LAB実技勉強会】 👤担当:石井 📚テーマ:【back knee改善に向けた大腿四頭筋活動と運動連鎖の再構築】 発症から20年が経過した慢性期片麻痺症例。 歩行では、立脚初期から膝関節を過伸展位で固定するback kneeがみられました。背景には、大腿四頭筋・中殿筋・体幹筋の廃用性筋力低下、下腿三頭筋の短縮による足関節背屈制限がありました。 特に大腿四頭筋の筋出力低下により、膝を軽度屈曲位で制御しながら支持することが難しく、足関節背屈制限や麻痺側への荷重不足も重なって、膝をロックして支える戦略になっていたと考えられます。 まず大腿四頭筋の活動を引き出すと、即時的には膝を軽度屈曲位で支える反応がみられました。しかし歩行場面では定着しにくく、キャリーオーバーは乏しい状態でした。 ここで重要だったのは、「なぜ引き出した大腿四頭筋の活動が歩行で使われないのか」を考えることです。 歩行分析では、遊脚期から立脚初期にかけて、骨盤の過剰な引き上げ、胸椎の伸展固定、肩甲骨の後方偏位が残存していました。つまり、麻痺側下肢の上に身体重心を滑らかに移動できず、大腿四頭筋が機能的に働く前に、膝を骨性ロックで支えていたと考えられます。 そこで介入では、大腿四頭筋の筋活動を歩行へつなげるために、まず麻痺側へ体重を乗せやすい身体環境を整えることを重視しました。 肩甲帯の過剰な後方固定を緩め、胸郭の可動性を引き出すことで、体幹が一塊に固まらず、麻痺側へ重心移動しやすい状態を作りました。さらに、麻痺側坐骨や足底への荷重感覚を明確にし、本人が「どこに体重が乗っているのか」を認識しやすい状況を設定しました。 その上で立ち上がりや荷重練習を行うと、麻痺側下肢へ重心が乗りやすくなり、大腿四頭筋は膝をロックするためではなく、軽度屈曲位で支持するために活動しやすくなりました。 back kneeは「膝の問題」だけではなく、足関節背屈制限、体幹の側方安定性、肩甲帯・胸郭の固定、麻痺側への荷重感覚などが複合的に関与します。 大切なのは、膝をロックしなくても支えられる身体条件を作ること。 局所の筋出力と全身の運動連鎖をつなげて評価する重要性を再確認した症例でした。
【週1回・少人数制スタッフ実技】 今回は症例ベースではなく、実技を中心とした少人数制のスタッフ勉強会を実施しました。 今回のテーマは、外側支柱の形成です。 ここでいう外側支柱とは、単に側臥位で股関節外転筋の活動を引き出すことではありません。 例えば、利用者さんの股関節や体幹の活動を引き出したまま立ち上がりを誘導していくために、セラピスト自身が外側へ流れず、骨盤・体幹から支持し続けるための土台となるものです。 この外側支柱が不十分なまま介助に入ると、セラピスト自身の身体の軸が崩れやすくなり、上肢で抱え込むようなハンドリングになりやすくなります。 その結果、利用者さんが本来使いたい股関節や体幹の活動を引き出しにくくなり、誘導の方向や幅も限られやすくなります。 実技では、背臥位でボールやクッションを使用しながら、外側支柱の形成を図りました。 その中で改めて確認したのは、まず自分自身の中で、コアを含めた体幹筋や股関節外転筋がどのように活動しているかを知覚できていることの重要性です。 自分でその感覚を捉えられていなければ、実際のセラピー場面で再現することは難しくなります。 また、同じ道具を使用していても、足部の位置や股関節に対する抵抗の位置が変わるだけで、狙いたい外側支柱に入るかどうかが大きく変わることも共有しました。 道具を使うこと自体が目的ではなく、どこにどのような条件を設定すれば外側の支えが入りやすくなるのかを評価しながら組み立てることの重要性を、改めて確認できた実技となりました。 今回の外側支柱の形成には、内側支柱の形成が前提になります。 自費リハビリでは、単に歩行を改善するだけでなく、その機能をADL場面へどうつなげていくかが求められます。 そのためにも、セラピスト自身が身体の軸を崩さずに支持できることが、相手の活動を最大限引き出すためのハンドリングや誘導の幅を広げていく土台になることを、改めて確認できました。
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