男系男子を側室なしで続けることは不可能
ここ80年の歴史を見てもそれははっきりしているという事
それに目をつぶり、自分たちに火の粉がかからないように誤魔化したのが、今回の皇室典範改正法案。
現在と未来に責任のある国会議員とは到底言えない卑怯なやり方。許してはならない。
皇族に旧宮家から男系男子の養子を迎えたとしても、その次の世代に必ず男子が生まれる保証はない。それは現在の皇族の歴史が証明している。
現皇族はすべて大正天皇の子孫だが、これまでに天皇家直系(本家)以外に、秩父宮家・高松宮家・三笠宮家・寬仁親王家・桂宮家・高円宮家・秋篠宮家が生まれた。天皇家を含めて8つの家があったのだ。
しかし現時点で、男系が次の世代に繋がりそうなのは秋篠宮家しかない。他の家は子供がいなかったり女性の子供しかいなかったりで、断絶したり断絶が見込まれたりしている。
8が1になってしまったのだ。
これは旧宮家も同じ。戦後皇族から離脱したのは11宮家だったが、現在次世代に繋がりそうな若い男系男子がいるのは4家だと言われている。
11→4になった。
皇室を男系男子で継承していく限り、遠からず男系男子の血は絶えてしまう。
旧宮家からの男系男子養子案は、短期的には「皇族の公務負担軽減」に繋がる。しかしこの案では、皇位の安定的な継承には繋がらないのだ。
では今から50年後か100年後、いよいよ男系男子の皇位世襲者がいなくなったとき、日本からは天皇が消えてしまうのか?
その可能性は、今回の「絶対男系男子」というキャンペーンによって高まったと思う。
男系が難しくなったら女系につなげば良いのだが、その時には、令和8年の今現在行われている議論が必ず参照されるからだ。
「令和8年の段階では、女系天皇は非伝統的で許されないという結論が出ている」という事実は、女系容認の議論への抑止として働くはずだ。