プーチンとカールソンのインタビューを見るといい。皆は、プーチンが戦争を正当化するために政治学の話を使うと思っていた。
しかし、実際は長々とキーウ大公国とモスクワ公国の関係(王統)の話ばかりしていた。21世紀の今でも、国家の正統性に関わり、戦争の原因となり得る重大な話だ。
大和時代
から現在に至るまで、日本がずっと同じ日本であり続けてきた証は、万世一系の皇室にほかならない。皇室が今も存在しているおかげで、誰もがこの歴史を書き換えることができない。政権が変わろうが、内戦が起ころうが、憲法を変えようが、皇統が途切れたことは一度もない。「西暦」が始まるはるか以前の時代からだ。
日本国の歴史的連続性を揺るがし、国家の正統性をなくし、「日本」そのものを滅ぼしたい人にとって、皇室はものすごく不都合な存在だ。直接「天皇制廃止」と訴えても全く響かなかったから、今は言葉を誤魔化して、「女系」という存在しない概念を作り出し、王朝交代を目指している。
それが実現して40〜50年後には、「昔の皇室と今の皇室は違うよね。昔の日本と今の日本も違う国家だね」という主張が100%出てくるだろう。そして最悪の場合、日本領土の不可分性や国家の正統性を否定するために悪用されることになる。
古代から続いた伝統を滅ぼすのは10年でできる。しかし、作り直そうと思ったら2600年かかる。たった一つの世代の流行りや思い込みで、軽々しく変えていいものではない。