使う人の体験を想像、網羅できてない、という欠点がまずあって、その次に原理原則優先の問題があるんだろうな、と思いました
(長文)これって「人間の原理原則大好き問題」だと思っている。
ネットを見ても、なんかの原理主義者が、XXXじゃないからダメだということを叫んでいる人が多いが、システム設計の立場から言うと原理原則というのは、頭が悪い人間は複雑な問題をそのままで考えることができないから、優先順位の高い事項を抜き出して並べたチェックリストにすぎない。
質の高いシステム設計とは、矛盾することの多いチェックリストの各項目をいかに高いレベルで融合するかにある。
さて、チェックリストは、当然、複数の項目があるべきだが、人間は本当に頭が悪いので、矛盾を起こさないように、一番大事なことを一つだけに決めたがる。そうすると問題はとてもシンプルになるからだ。でも、それは単なる思考放棄であって、それを本当に原理原則にして物事を判断すると大問題がいくつも起こる。決めた側の気持ちとしては、そう言う大問題は分かるだろうから、そう言うのは上手いことやってよと言うことなのだが、そんな都合のいい原理原則は、何も決めてないのと同じだ。
ネットでは(現実でも)、複数の原理原則陣営が、これだけは絶対に守るべきだと主張して言い争っているのだから、不毛な議論になるのも無理はない。
と言うわけで、発注側がそう言う状態では何も決められないので、最終的にはシステム設計側に意思決定=権力が集中する。システム設計側はこういう配慮をしましたとか適当に各陣営に説明だけしとけばいい。
近い未来、この部分をAIがやることになる。AIに本当の優先順位を指示する「なにか」が、本当の権力者になる。
その「なにか」が、まだ人間のうちは、人間の時代が続いていると言うことになるだろう。