コロナ禍頃から始まったソフビのブームは一旦終わったと思うとたまに発言していますが、私はブームを乗り越えてソフビをカルチャーにしたいと思って行動しています。ただ、「ソフビがカルチャーになる」ってどういうことなのか。あまり言語化されたものを見たことがないので、書いてみる。
たぶん、次の4つの状態が実現していることが必要。もうかなりいいところまでは来ているようにも思う。この一端を担えるような作家になりたい。
①ライフスタイルやアイデンティティを表現するツールになっている。
人々がソフビをインテリアとしてリビングに飾り、ファッションの一部として持ち歩き、日常の風景に溶け込む。ストリートカルチャーのように、個人のライフスタイルやアイデンティティを表現するツールになる
② 作品や作家の文脈の共有とリスペクトがある。
「なぜこの形なのか」「どういう背景で作られたのか」という文脈をユーザーが理解し、語り合う土壌が生まれる。スニーカーヘッズがナイキの歴史を語るように、ソフビの造形や作家の思想に焦点が当てられるようになる。
③ 他ジャンルとの融合
ソフビ界隈だけで完結せず、アパレルブランド、アートギャラリー、ミュージシャン等と当たり前のようにコラボレーションが多発する。ソフビがごく限られた人たちの趣味から「表現方法のひとつ」として社会的に認知された状態。
④ 独自コミュニティと作法の確立
スケボーやHiphopのように、そのコミュニティ特有の言語、ファッション、リスペクトの形といった独自の暗黙の了解や美意識が広く共有されている。