演劇の初心者が怪しげな演技論に騙されないために気をつけるべきことを考えていました。
「経歴も何もわからない謎の人は信用しない」というのもひとつですし、Kouさんの仰っていた「経験則と仮説と事実は明確に分けて書く」ができているかも重要です。
もうひとつ、「この人は何を前提に語っているのか」を意識するのもよいと思います。ある限られたジャンルだけで通用する演技論をあたかも普遍的な掟のように語っていないか。とても狭い演劇観の中で何かを真実のように語っていないか。
あとは、その考え方を採用することで自分は自由になれるかも大事かもしれません。「これやっちゃダメ、あれやっちゃダメ」を蓄積するとキツくなるだけです。
僕がこういうことに神経を尖らせているのは、「こうしてはいけない」「こうしなくてはいけない」でガチガチになってしまった役者を何人もみてきたからです。ある人には有用な考え方でも、教えられた人には単なる重荷になってしまうことが沢山あるのだと思います。