素晴らしい。
ここにあるのは
「大きな蜘蛛がいたら怖いなあ」
「いないけど」
「なんとかいるみたいに撮れないかなあ」
「ギリギリそう見えるよね?」
であって、観客は手品に付き合っている共犯者の立場に置かれている。
これはもう
「見える見える」
「わあ凄い大きな蜘蛛だなあ」
「怖い怖い」
としか言いようがない。
観客はただ感心したいのではない。そんなものは退屈だ。むしろちょっとした共犯者になりたいのだ。状況に率先して参加したいのだ。
この見るからにギリギリで合成されたやる気のなさそうな蜘蛛が、それを観客に提供している。
プロのマジシャンと、小学生の手品のどっちを一生懸命見るかと言えば小学生だろう。プロは絶対に失敗しないから、逆に言えばわざわざ見ようとも思わない。
Earth vs. the Spider (1958) is a bit more than just a copy of Universal's Tarantula. I'd say while as a movie it's not "better" it tends to be more fun. And the effects are actually not bad? At this point Gordon's movies no longer had those transparent-looking bad effects.