面接官「能力はFable5とありますが?」
学生 「はい。Fable5です。」
面接官「Fable5とは何のことですか?」
学生 「AIです。」
面接官「え、AI?」
学生 「はい。AIです。だいたい何でも作れます。」
面接官「・・・で、そのFable5は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。企画、資料、コード、ゲーム、言い訳を作れます。」
面接官「いや、最後の言い訳は作らないでください。」
学生 「でも、かなり自然です。」
面接官「自然とかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「上司に怒られた時の反省文も出せます。」
面接官「ふざけないでください。それはあなた自身の能力ではないですよね。」
学生 「でも、使える能力です。」
面接官「使える能力ではなく、あなたの能力を聞いています。」
学生 「はい。Fable5を開く能力があります。」
面接官「それはクリックですよね。」
学生 「クリックにも意思が必要です。」
面接官「採用基準をそこまで下げていません。」
学生 「しかも、プロンプトを入れると動きます。」
面接官「それはAIがすごいだけでは?」
学生 「違います。僕がお願いしています。」
面接官「お願いする仕事ではありません。」
学生 「でも、お願いの精度には自信があります。」
面接官「それは指示能力ということですか?」
学生 「はい。『いい感じに』と言えます。」
面接官「一番だめな指示ですね。」
学生 「でも、Fable5は察します。」
面接官「察する前提で業務を設計しないでください。」
学生 「大丈夫です。御社の新規事業も作れます。」
面接官「本当に作れるんですか?」
学生 「はい。タイトルとロゴと世界観まで出ます。」
面接官「売上は?」
学生 「あとで考えます。」
面接官「一番大事なところですよ。」
学生 「でも、すごそうには見えます。」
面接官「すごそうでは困ります。」
学生 「社内発表ではかなり強いです。」
面接官「実務で強くあってください。」
学生 「必要なら、御社を舞台にした感動RPGも作れます。」
面接官「必要ありません。」
学生 「社員が全員、選ばれし者になります。」
面接官「ならなくていいです。」
学生 「経理部長がラスボスです。」
面接官「失礼ですよ。」
学生 「でも、第二形態があります。」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。Fable5。」
面接官「いいですよ。使って下さい。Fable5とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。Fable5はすごすぎてアメリカ政府に禁止されたみたいだ。」
面接官「帰れよ。」