特にクラフトへの向き合い方が興味深い。手仕事を装飾的な価値として消費するのではなく、構造、修理可能性、地域性、素材の癖を引き受けるための知性として扱っている。
サローネと比べると、華やかさは控えめだけど、デザインが社会や暮らしにどう根を張るかを考えるには、とても密度の高い展示群。
ミラノサローネがデザインを「世界へ向けて発表する場」だとすれば、3days of designはデザインを「生活の中で再確認する場」という印象。
大きな驚きよりも、素材の選び方、製造の透明性、クラフトとの距離感、家具が置かれる空間の静けさに意識が向いているのかなと。