本職はJTCの研究職をされているうちの塾講師(公立から国立大&修士)がいます。
いつも中高一貫校の子達に、口を酸っぱくして「自分達は恵まれた環境にいると思ってるかもしれないけど、社会が見えなくなりがちな位置に立つ危険性も認識すべきだ。」という話をします。
勉強だけすれば何でも許されると勘違いをしてしまった一貫校の子達に、「あるレベルになれば、学歴は目的でもなんでもなくて、持ってて当たり前の道具に過ぎない。むしろ、勉強以外の会話能力や実行力がなども、学歴と同じように前提条件になる。学歴が単体で何かを解決してくれるなんてことはない。」という点を、子供達にしっかりインプットをした上で、何を目標にして何をどう学ぶのかを考えさせてくれます。
その上で、学歴等が自分達と全然違う過程を経て生きてきた人達を理解して、どうやったら動いてもらえるかを考える力が必要だし、それができないで、ただお勉強が少しできるだけで学歴の引けられかす事には、何の意味もないという話をしてくれると。「学校に行って勉強してやっているんだ」と尊大さを振り撒く子供達の幼稚な論理は、一気に崩れさっていきます。
JTCにいますが、工場実習でつまずくのが「中高一貫出身、エリート私大卒」で、無双するのが「地方公立出身、国立大卒」なんですよね。地方公立校は普通にヤンキーが紛れているので、仲良くなくても対ヤンキー会話力が身に付きます。逆に育ちが良すぎる人は、工場実習で元ヤンという未知の生物と遭遇すると、その距離感と会話の内容に適応できずにやられるのです。