海外で音楽の仕事をしていて
日本人の強さに気づく瞬間がある。
ドイツに来て7年。
世界中のミュージシャンと仕事をしてきた。
ヨーロッパの人たちは
自己主張が強くて
自信もある。
ステージでも凛と堂々としていてここは日本人が手本にするべき魅力だ。
でも、長く一緒に仕事をすると
ある違いに気づく。
日本人は「準備」が異常に強い。
そして時間を守る。
曲もしっかりと覚える。
効率を常に気にかけ現場の空気を読む。
人に迷惑をかけないように動く。
日本では
当たり前すぎて評価されないことだ。
でも海外では
これが驚くほど信頼を生む。
音楽の世界は
「センス」と「才能」が全てだと
思われがちだ。
でも実際の現場では
それ以上に重要なことがある。
一緒に今後も仕事したい人かどうか。
これが全てだ。
そしてこの点では
日本文化、日本の教育はかなり相性が良い。
日本では当たり前、常識と言われることが
海外ではプロフェッショナルとして評価される。
音楽の世界で長く生き残る人は
必ずしも一番才能がある人じゃない。
音楽の世界で長く生き残る人
一番信頼される人だ。