がんの温熱療法(ハイパーサーミア)は、放射線や抗がん剤と併用して行う標準的な保険診療のひとつです。現在おもに行われている、電磁波によるハイパーサーミアでは患者さんが「熱い!! 熱い!!」と苦しむこともありません。放射線と併用した場合の子宮頸癌および直腸癌に対する有効性はエビデンスレベルI ですし、膀胱癌でも腫瘍が有意に縮小することがPhase III studyで確認されています。
炭疽菌等で高熱が出ると、がんが縮小するという観察から温熱療法(ハイパーサーミア、泌尿器科学会賞受賞)という膀胱がんの治療方法がありました。
若手の私たちが担当させられ、「熱い!!熱い!!」という患者さんの叫び声を聞きながら治療続けた黒歴史があります。
今でも夢に出てくるレベル。